「あとで少し話せる?」で、頭の中が一気に悪いほうへ動く。
「あとで少し話せる?」
それだけで、胸がざわつくことがあります。
まだ何を言われたわけでもないのに、
頭の中ではもう、悪い想像が勝手に始まっている。
何かまずかったかな。
あの件かな。
私、何かやったかな。
仕事をしていると、
こういうふうに、出来事そのものより先に、
気持ちが大きく動く瞬間があるなと思います。
いつも読んでくださり、ありがとうございます。
スキやコメント、フォロー、本当に嬉しいです。ひとつひとつ、大切に読んでいます。
マガジンに追加していただけることも、ありがたく受け取っています。
今日もここに置いていきます。
「私は不安です」で、ひとくくりにしていた
こういうとき、私はよく
「不安だ」とひとくくりにしていました。
もちろん、
「私は不安です」という言い方が間違っている、という話ではありません。
ただ、あえて文字面どおりに見てみると、
この言い方って、不安が“私そのもの”に近づきやすい形でもあるな、と思ったんです。
不安があるだけなのに、
自分まで丸ごと不安になったような感じになることがある。
しんどいのは、不安そのものだけじゃなくて、
不安を“私そのもの”みたいに受け取ってしまうこともあるのかもしれない。
そんなふうに思いました。
起きていることを、もう少し細かく見る
でも実際に起きていることは、
もう少し細かく見られるのかもしれません。
たとえば、
上司に「あとで少し話せる?」と言われた瞬間。
胸がざわつく。
呼吸が浅くなる。
頭の中で、悪い想像が先回りしはじめる。
さっきの会話を巻き戻して、
何か失礼だったかな、と探し始める。
こうして見てみると、
起きているのは、
ただ「私は不安です」の一言だけではないんですよね。
胸がざわついている。
先回りが始まっている。
不安を感じている。
こんなふうに少しずつ言い換えてみると、
不安が消えるわけではないのに、
自分とのあいだに、ほんの少し隙間ができる感じがありました。
「不安がある」「不安を抱えている」と言ってみる
最近、しっくりきている言い方があります。
「私は不安です」ではなくて、
「不安がある」
「不安を感じている」
「私は不安を抱えている」
です。
この言い方にすると、
不安が“私そのもの”ではなく、
いま自分の中にあるもの、いま抱えているものとして見えやすくなる気がしました。
不安がある。
それを感じている。
いま私は、それを抱えている。
そう思えると、
不安がなくなるわけではないけれど、
不安に全部飲まれる感じが少しゆるむことがある。
抱えたままでもいい。
少し置いてみてもいい。
いったん深呼吸してもいい。
その自由が、少し戻ってくる感じがありました。
感情をなくすより、くっつけすぎない
不安になること自体は、
たぶんなくならないんだと思います。
ちゃんとしたいと思うほど、
守りたいものがあるほど、
気持ちは動くから。
だから、
不安が出ることを責めなくていいのかもしれません。
ただ、
その不安を“私そのもの”にしてしまうと、
しんどさは強くなりやすい。
不安はある。
それを感じている。
でも、私は不安そのものではない。
この言い方は、
不安を否定するためではなくて、
自分まで丸ごと巻き込まれないための言い方なんだと思います。
感情をなくすことより、
感情と自分をくっつけすぎないこと。
私には、そのほうが現実的でした。
もしどこかひとつでも引っかかったら、スキだけ置いていってもらえると嬉しいです。
また読みたいと思っていただけたら、フォローもぜひ。
▼合わせて読みたい
不安が悪いわけじゃない。むしろ、それが丁寧さや先回りにつながっていることもある。
ただ、その不安に全部を任せると、しんどさが増えることもあるんですよね。
そんな“不安の働き方”をもう少し別の角度から書いたのが、こちらです。
「心配性」って直すべき?——不安が成果になる仕組み
不安や先回りをそのまま抱えた結果、気づくと“確認した人”ではなく“担当する人”になってしまう。
その流れに心当たりがある方には、こっちもつながるかもしれません。
「確認だけです。」——担当者化しないための3つの型
【追記|PR】疑り深い私が「人生で一番気持ちよく買えた」のが、このライティング講座でした。文章はセンスじゃなく設計。書く人にも、売りたい人にも効く“骨組み”がまとまってます。無料レポート(五つ星文章術)もあります。私の紹介記事にまとめたので、必要な方だけどうぞ(→ここから)。
◆ マガジン掲載お礼
記事をご紹介いただいたマガジンを、気づいたものから掲載しています。
見つけるたびに、嬉しく受け取っています。
ご紹介くださり、ありがとうございました。
これからも、置いてよかったと思っていただける記事を、ひとつずつ書いていきます。
いいなと思ったら応援しよう!
応援したいと思ってくださった方へ。
チップという形で気持ちを受け取れたら嬉しいです。
無理のない範囲で、大丈夫です。
