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『青魔導士ルナの魔法教室』 第13話:太陽喰らいの鷹と、天空の特大かき氷!

「みんなー! 今日もパッキパキに冴えてるルナだよっ! なはれ〜✨!」

ギラギラと容赦なく照りつける太陽。

今日の配信舞台は、うっそうとしたジャングルを抜け、雲を突き抜けた先にある『天空の太陽神殿』です。

石造りの巨大なピラミッドの上では、じりじりと陽炎が揺らめき、ルナの青いローブも今日ばかりは少し暑そうです。

「ふぅ〜、すっごい熱気! でもね妖精さんたち、見て! あそこに今日のゲスト先生がいるんだよっ!」

ルナが杖で指し示した神殿の頂上。
そこには、まるで二つ目の太陽のようにギラギラと黄金に輝く、巨大な鷹が鎮座していました。
ズゴォォォォッ……!!
鷹が大きく息を吸い込むと、周囲の光と熱が一点に集まり、恐ろしい熱波が押し寄せてきます!

『ルナちゃん逃げて! 燃やされちゃう!』

『これが伝説の太陽喰らい……!』

『熱波が画面越しに伝わってくるなはれ〜💦』

コメント欄がパニックに陥る中、ルナは熱風に目を細めながら、じっと鷹の様子を観察していました。
そして、ポンッと手を叩いてパッキパキの笑顔を見せます。

「みんな、大丈夫だよ! 先生、怒ってるんじゃないみたい。ほら、よく見て?」

カメラがズームすると、恐ろしいはずの太陽喰らいの鷹は「ハァ、ハァ……」と舌を出し、羽をだらんと下げていました。

「先生、太陽の光を食べすぎて……ひどい夏バテになっちゃってるんだね! よーし、ルナに任せてっ!」

ルナはスタッフ(杖)を天高く掲げました。

「集まれ、一番冷たい氷の精霊さん! 神殿の熱をシロップにして、ドカンと冷やしちゃえ! 『メガ・ブリザード・シェイブアイス』っなはれ〜✨!」

ルナの杖の先から猛吹雪が巻き起こり、空中の水分が一気に凍りつきます。
そして、神殿の頂上にうずたかく積もったのは……なんと、小山のように巨大な『特大かき氷』!
そこに太陽の光が反射して、まるでキラキラ輝く黄金のシロップがかかっているようです。

「さぁ先生、召し上がれっ!」

鷹は目を丸くした後、嬉しそうに甲高い鳴き声を上げ、特大かき氷にバクッと食らいつきました。
シャクッ、シャクッ、キーン!
あっという間に氷を平らげた鷹の体から、余分な熱がシューッと引いていきます。
バサァッ!!
すっかりクールダウンして元気を取り戻した鷹が、大きく羽ばたきました。
本来の澄んだ黄金の羽が美しく輝き、神殿の周囲に涼やかで心地よい風を巻き起こします。

「わぁ……すっごく涼しい風! 先生、本来のパッキパキな姿に戻ったね、すてきです!」

涼しい風にラベンダーシルバーの髪をなびかせながら、ルナは画面の向こうへ笑顔でピースサインを作りました。

「どんなに怖い現象でも、よーく見たら『助けて』のサインかもしれないんだね!
 『天空の特大かき氷』、無事に採集完了だよっ!
 妖精さんたちも、暑い日は無理しないでしっかり涼んでね! それじゃあ、また次の配信でなはれ〜✨!」

⁠#青魔導士ルナの魔法教室⁠
⁠#ファンタジー小説⁠
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