脳は何歳からでも成長できる――海馬で続く、神経の新生という希望
脳神経は増えない、は本当だろうか
かつては、
人の脳神経は一度失われたら二度と再生しない
と言われてきました。
しかし、近年の研究によって、
この常識は大きく覆されています。
実は、人の脳では
新しい神経細胞が生まれ続けている場所がある
ことが分かってきました。
海馬にある「神経幹細胞の貯蔵庫」
その中心となるのが、
記憶を司ることで知られる 海馬 です。
海馬には
神経幹細胞の貯蔵庫 が存在し、
そこから新しい神経細胞が絶えず生み出されています。
つまり、
人の脳は完全に完成して終わるのではなく、
必要に応じて作り替えられ、補充されている
のです。
なぜ海馬なのか
海馬は、
新しい記憶を形成する
学習を支える
感情と記憶を結びつける
といった重要な役割を担っています。
環境の変化に適応するためには、
柔軟な回路の作り直しが必要になります。
そのため、
海馬は「固定された構造」ではなく、
変わり続けることを前提とした場所
なのかもしれません。
脳が成長し続けるという意味
脳神経が新生するという事実は、
とても希望に満ちています。
それは、
年齢を理由に学びを諦めなくていい
過去の失敗や空白が取り戻せる可能性がある
脳は使い方次第で応えてくれる
ということを示しているからです。
成長とは、
若さだけの特権ではないのですね。
何歳からでも、脳は変われる
脳は、
「成長しなくなる器官」ではなく、
刺激に反応して変化し続ける器官 です。
新しいことを学ぶ
誰かと語り合う
感情を動かす経験をする
そうした一つ一つが、
脳にとっては「成長の材料」になります。
いつになっても脳が成長できる。
そう思えるだけで、
これからの日々が少し楽しみになる気がします。
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