VOLLEY TOUR 2026 (7)~チステルナ対ヴェローナ
一休みしたところで、今日のメインイベント、イタリアリーグ観戦に向かいます。ローマから列車で約30分、チステルナの会場へLet’s Go!!

スマホ内にあるオンラインで購入したチケットのQRコードを改札でかざして、プラットホームエリアへ。1年前に来た時と違い、チケットを自分で有効化しなくても自動でできるようになっており、使いやすくなっていました。
発車して間もなく、天井から尋常じゃない勢いの雨音。確かに雨予報でしたが、こんなに激しく降るなんて予想していなかった…。チステルナ駅に到着後、目の前が体育館なのに、そんなに移動距離はないのに、辿り着くころにはもうびしょぬれ。でもこの距離だからこそこの程度で済んだので、ラッキーか…。セリエのチームでは珍しく、駅近の体育館はここくらいです。
濡れた体を拭きながら、チステルナのホーム会場へ入場。
これが私の観戦史上、101か所目となる海外バレー会場です!

去年は試合も見学も予定が合わずできなかったから、念願かなって良かった…。ネデリコビッチは相手チームヴェローナに移籍したけれど、チステルナの雰囲気は好きなので、ここで見ることができて満足でした。
本当はオリンピアコスで見れるはずだったネデリコビッチ。なのに、シーズン途中にまさかのイタリア移籍で、それで今回急遽この対戦も予定に加え、追いかけてきました。確かにオリンピアコスではギリシャ人枠のせいなのか、ベンチアウトの日が多かった…。昨年のセリエ・ブロック王なのにあの扱いはもったいない…。彼のキャリアを思うとこの移籍には納得でした。

なのに!ブロック王を呼んでおいて、絶対スタメンで来るだろうと思っていたのに、まさかの控え!?えっ、噓でしょ、そんなもったいないことする?呼んでおいてこの扱い!?
ヴェローナの外国人枠の事情を把握していなかったので、そんな事態を想定してはおらずスタメンが呼び込まれた時点で愕然…。そうか…今のヴェローナは選手層の厚さも重要視できる余裕があるのだ…。ここでようやく理解したのでした。
もしかして故障なのか…と思いましたが、ベンチで出たいオーラを出しているところを見るとそうではなさそうな雰囲気。きっとどこかで交代のタイミングはあるはず…。そう願いながらチステルナのリードを期待し、交代のタイミングを待っていると、ついに来ましたー!!
なのに、クリスティンソン、全然挙げてくれない…(涙)。まぁね、合流したばかりだし、信頼関係もまだまだだし、彼は器用なタイプではないから仕方ないよね…。それでもブロック王の見せ場が絶対にやってくるはず!!…と期待して見守りましたが、結局、無得点で終わってしまいました。
残念ながらお目当てのネデリコビッチの活躍は見られませんでしたが、代わりに対戦相手のチステルナでは垂水選手がスタメンで出場していたこの試合。ネデリコビッチが控えだった分、垂水選手がじっくり見られたのは、ある意味、好都合だったのかもしれません。
チステルナ2年目の垂水選手、昨シーズンはネデリコビッチ見たさに時々チステルナの試合も見ていたので、とても気になっていました。改めて追って見ましたが、小さいながらに決定力もあり存在感もあり、何よりチームを求めようと声を出すキャプテンシーも見え、想像以上に楽しませてもらいました。
いやぁ、凄い!2年目ということもあるかもしれませんが、全然気後れしていないし、堂々と戦えてる!
後でお話を伺ったら、この日が初スタメンだったとのことで、私はとてもいい日に巡り合えたようでした。
首位のベローナに対し苦戦するチステルナですが、垂水選手の活躍もあり第3セットをリードで展開。このセットは取れるかも!…そう期待していると、最後にネデリコビッチの登場。嬉しいような悲しいような…そこからヴェローナの逆転劇が始まり、最後は結局、ヴェローナのストレート勝ちで決着が付きました。

ネデリコビッチの活躍が見られず、どちらかというと垂水選手目線になってしまい、この結果を喜んでいいものか躊躇…。セルビアファンだけど、ここはちょっと日本人として残念に思っていました。
試合後はコート上を囲っている柵の外から声をかければ、自由に選手と触れ合える会場で、たくさんのファンが選手と触れ合っていました。
優しくて温かい性格のネデリコビッチは、昨シーズンを過ごしたこのチステルナのサポーターから本当に愛されてるようで、老若男女たくさんの人から声をかけられ、それに一人ずつ丁寧に笑顔で応えていました。
その光景がとても微笑ましくて、見ているだけでも十分温かさが伝わり、これも彼らしいパフォーマンスだと実感。試合には少ししか出なくても、こうやって観客と触れ合っている彼の真摯な姿を見られただけでもファンとしては満足で、ここに来た価値は十分あると思いました。
垂水選手もお話しさせていただくと、気さくでフレンドリーな方でした。
自からお話を振ってくださったり、想像以上に好青年。人見知りで壁を作られるかと思いましたが、全くそんなことはなく話してくださり楽しいひと時になりました。しばらく日本語を使っていなかったので嬉しさのあまり、余計なことまで話してしまいそうでした(笑)。

列車の時間を調べると待ち時間があったので、余った時間で会場内を散策。会場の隅っこにあるグッズ売り場を見ながら、時間を潰します。

青いハートTシャツがとっても気になりながら、日本人の存在の大きさを感じるのでした。
(8)へつづく…
