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VNL2025セルビア大会観戦旅3~ノビベオグラード会場へ

さぁ、お腹も満たされたところで、いざ出陣!!

ベオグラードでの男子大会初日は3試合が行われ、私たちは20:00からの第3試合セルビア対イランを目当てに動き出します。

今回、ベオグラードの交通を調べていて驚いたのは、市内の公共交通であるバスやトラムが無料になっているということ。ネットで検索するとそんな情報が出てきて、いやいやそんなはずはないでしょう…と疑っていましたが、どうやら現地の友人に確認したら間違いないとのこと。いや~びっくり!やるじゃないですか!セルビア・ベオグラード!
しかも夜遅くまでバスも動いているし、夜でも治安がそんなに悪くないので、会場から離れているホテルでも問題なし。お金の心配も治安の心配もなく、すいすいと移動できる有難い観戦場所なのです。

到着したベオグラードアリーナ。本当に試合やってる?と疑うような静けさで、入る前から客入りが心配になるほど。
が、どうやら正面入り口は裏手のようで…静かなのはそのせいもあるのかもしれません。一応、表裏どちらからも入場できるようになっており、今回はこの裏手側から入場しました。

さて、いざ入場…というときになり、ここで一つの難関がやってきます。
そう…国が違えばルールも違う、何が引っかかるかわからないセキュリティチェック!!

思い返せば数年前、セルビアのクラリエボの会場でかなり厳しいチェックを強いられましたが、今回、ここでもそれが再現されていました。
世界の会場を訪れると大抵、ペットボトルやモバイルバッテリーはNGとなっているので、それは当然避けていくのですが、セルビアならではのNGルールがあり、これがちょっと厄介なのです。
それは…コイン。

要は硬い金属の塊が持ち込めないようで、セキュリティの機材を通せばその存在は見破られ、徹底的に調べられます。セルビア国内で出回っているお金はほぼ紙幣で小銭といえば、10円ほどのもの。よって例え取り上げられても痛くはないのですが、日本のコイン…500円玉や100円玉は、「はい、どうぞ…」とはなかなか言えません…。
私は日本円は紙幣しかもっていなかったためスルー出来ましたが、ここで友人は700円ほどを見つかってしまい没収。
ていうか、没収ってないよね!?預けるところ作るべきでしょ!中国でさえ預けられたのに!!

こういう不備があるのも、ある意味、発展途上のセルビアらしさというのでしょうか…。世界大会を開催する国として、おもてなし精神を教えてあげたくなるのでした…。

没収でちょっと気分を害されましたが、会場入りすると、既に選手たちがコート上に出てきています。それを横目に自分の席へと移動…

セルビア通貨3500ディナール(約5000円)の最前列の席へ。
発売初日に焦って購入したものの、その後数か月経ってもまだ埋まっていなかった最前列。こんなにお得でこんなにいい席なのに…。今現在のセルビアでのバレー人気を物語っているようでした(涙)。

確かに今のセルビア代表は人気だけでなく、レベル的にも厳しい状況です。VNL初戦のトルコに勝利したものの格下中国に敗北し、世界ランクを落としまくっており、気が付けばVNLのランキングも最下位に。スロヴェニアの監督だったゲオルゲ・クレトゥ監督のもと、大改革が行われると期待しているのですが、第1週を見る限りいろいろ疑問点が…。
まぁ、新生セルビアは始まったばかりだし、ここから長い目で見ていきましょ!

ひとまず…今回は新生セルビアの応援ももちろんですが、引退した代表選手たちとの再会も楽しみなのです。

見渡すと、エンド側のソファー席には懐かしの元代表メンバーたち。
ヤニッチ、ロシッチ、ペトリッチ、カティッチ、スタロビッチ、クルスマノビッチ、アタナシエビッチ、そして…そして…リシナツ!!!!!

うわぁーーーーー!リシナツがいるーーーーーーー!!

そうです、この旅はリシナツに会いに来たといっても過言ではないのです(涙)。
2023年のセリエA1プレーオフで離脱してから、コートを離れているリシナツ。ワルシャワ在籍中にモンツァとの試合で少し見られたけれど、以降ずっと会えずにいました。日本からエールを送ったり、励ましのギフトを送ったりしながら復帰を祈ってきましたが、なかなか難しい模様であることを見てきました。だから、今回、セルビア大会が決まった瞬間、会えると確信しここへ来ることを決意。
そして・・・ついに願いが叶いました。

試合もだけど、元気なリシナツに会えたことがもう何よりの幸せ。SNSの動画で見るとちょっとふくよかになったかな?と思っていましたが、ここでみると意外と以前と変わらない姿で、すっきりしていました。元気そうに振舞るリシナツ…あぁ、感無量。

代表引退を表明していない彼は、復帰すれば、もしかすると代表に戻るチャンスが巡ってくるかも…。私はそれを切に願いこれからのセルビアを応援していこうと決意したのでした。

4へつづく…

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