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【93日目】誰にどう思ってもらいたいか

ご隠居からのメール:【誰にどう思ってもらいたいか】

「坂の上の雲」は、日露戦争できわどく勝った明治の日本人を描くことによって敗戦でみじめな気分になっている昭和の日本人を勇気づけようとした小説、金を払ってでも読みたいと読者に思わせることを目的とした小説だと思う。

司馬遼太郎には彼なりの正義があり、その正義感は多くの読者の正義感と合致した。ただし、すべての読者から支持されたわけではなく、もっぱら左翼からの批判者も少なくない。

 次のようなポイントがある。

・紙一重のきわどい勝利だった
・前線に立たず、後方から指図する無能な参謀たちのために苦戦した
・戦争の原因は満州だけでなく朝鮮も植民地として入手しようとするロシアのニコラス二世とその側近がつくった。
・戦争は正当防衛であれば、正当化できる。相手にまず戦争を仕掛けさせ、しかる後に叩くのが鉄則。日露戦争のソ連の手口は、太平洋戦争の米国の手口に似ている。
・ロシアの極東進出を警戒した英国が日英同盟を結んだ。
・日本が勝利したことにより、日本人に慢心と油断が生じ、それがノモンハン戦争、日ソ不可侵条約の一方的廃棄、敗戦につながった。
・秋山兄弟をめぐる人物として正岡子規と夏目漱石が刺し身のツマのように活躍した。
・日露戦争は今も続いている。

ファミリーヒストリーも、誰に、どう思ってもらいたいかが大切だとオレも思う。いちばんの読者はファミリーの子や孫だが、親戚、知人にも共感され、できれば、身知らぬ他人にも読んでもらいたい。そのためには、、

・先祖自慢になってはいけない。
・先祖が秘密にしていたことをあばきだしてはいけない。(プライバシーの侵害?)
・他人の先祖を批判してはいけない(名誉毀損罪?)

しかし、遠慮ばかりしていると、何も書けなくなる。「自分は何のために生まれ、生きているのか」という疑問を解くことを中心にすえ、とにかく書き続けることが肝心だと思う。

ウェディングプランナーのブログを通じて、パチプロのような、社会のはみ出し者が、普通の生活を勝ち取るためには、どの程度努力が必要かということを書き綴るブログには大義名分がある。

今は普通の生活をすることも難しい時代だ。立身出身のためではなく、普通の生活を勝ち取るためにどうするかをウェディングプランナーが問い続けるブログは一部の読者の共感をよぶかもしれない。もちろん、批判者や悪意の中傷者もいることは覚悟しておく必要はある。


返信:【Re_誰にどう思ってもらいたいか】

批判、中傷はやむを得ないね。なかには、それを政治的影響力として利用する人もいるが、気にしない強いメンタルも鍛えたいものです。

ちゃんと文章と向き合おうと思ったので、携帯電話に入っている無料の有名本を一度は、ちゃんと読もうと思い、手始めに、太宰治の「人間失格」を読みだした。有名だし、さぞ面白いかと思ったら、最初は、何を書いているのか全く分からない、

主人公の個人的な見解をズラズラと書いてあって、話しの脈略もなく何のことか理解できないのだが、それでも我慢して読んでいくといつのまにか、のめりこんでしまい、面白かった。

あとがきを読むと、嘘かホントかわからないが、太宰治が知り合いから預かったノートを小説にしたという。これも、ファミリーヒストリーだった。とにかく書き続けること。これが、重要なんだね。


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