見出し画像

【249日目】読まなければならない本

ご隠居からのメール:【読まなければならない本】

>>>「どんどん読まなければならない本が増えていく」

ーー酒を飲むヒマもなくなってくるが、たまには酒を飲む必要もあり、読書は優先順位をつける必要があるね。それに、ただ読み流すだけではなく、内容もよく理解しなければ。

読まなければならない本は読まなくてもいい本かな?

どうしても読まなければならないとすれば、泥くさいやり方だが、同じ本を二度、三度・・・と繰り返し読むしかない。たとえば、『尼子姫十勇士』は、読み流すだけのエンタメ本で、どうしても読まなければならない本ではないかもしれないが、二度読めば、尼子国久の新宮党粛清や尼子興久の自刃のような複雑な人間関係の背景もいくらか頭に入ってくる。新宮党粛清は毛利元就の謀略、尼子興久の自刃は主筋塩冶氏に対する尼子経久の下剋上の仕上げという要素があったことがわかる。

>>>「八徳のうち「仁・礼、孝、悌」についての小説が少ない気がする」

ーーたしかに少ない。井上靖の小説『孔子』を読んだことがあるが、孔子は「忠」や「義」よりも「礼」を重視していたように描かれているという印象を受けた。しかし、「礼」の価値観のポイントが「感謝や敬う心」だとすると、金光教の教えに近づいてくる。


>>>「イメージでマザーテレサやガンジー、ナイチンゲール、などは意識と行動が伴った人なのかね」

ーーガンジーの無抵抗主義には共感を覚える。中国人が抗日戦争で採用したというアウトボクシング戦法は「三十六計逃げるに如かず」という孫子の兵法や「負けるが勝ち」ということわざを連想する。戦争をしなくても平和を達成する道を模索した中国人やインド人や日本人の非国民をバカにしてはいけない。


返信:【Re_読まなければならない本】

『尼子姫十勇士』は、まだ、第二章までしか読めてない。まあでも、最近は、ふだんの生活+インプット、アウトプットのバランスが丁度良い気もする。食プロも残すところ、あと6回。このセミナーに参加してよかったことは、人脈が広がったことと、人間学に触れたこと。

もちろん、携わる仕事が増えていけば、信頼が増えていくことだとおもうけど、それは、ご縁と流れに身を任せるよ。

昨日考えた「礼」の話しを、食プロセミナーでも話しをした。そこで閃いたのは、街のブランディングで「感謝溢れる街」をコンセプトに地域創生事業をしたら社会的に意味のあるものになるのではないかなと思った。市是を作成して何に感謝をするのか具体的に示す。

ケンカも減る、離婚も減る、もちろん犯罪も減る。鬱病や認知症などの精神疾患者も減る。街も綺麗になり、地域住民も増える。では、具体的にどうするか。感謝を伝える「花」を住民に、無料もしくは安価で購入できるようにする。

もしくは、「花束」のお届けサービスなどの利用ができるようになる。役所には常に「花」が用意されており、入籍届や出産届、住宅届などの提出時にお礼と「花」を渡す。

先人の感謝する仕組みを、応援することに税金を使うのだ。その街は、まず、ご先祖に感謝するようになる。親や家族を大切にするようになる。正月やお盆、父、母の日、敬老の日、誕生日、入学、卒業式、還暦や結婚式。失われそうになっている慶事をちゃんとするようになる。

さらには、普段の当たり前の日にも感謝が生まれるようになったら、その仕組みができたら、心豊かな人生を送れる街になる。無理せず、いつのまにか、「徳」が身につく街だ。

では、日常の当たり前の日、どんな時に、どんな人に、どんな現象に対して無理をせずに感謝すればいいのだろう。考えてみると、感謝とは「与えられた」らお礼をするものだった。

では、何を与えられたら、言葉にして、花に気持ちをこめてお礼をするといいのだろう。そんなことを、考えた一日だった。


<<<次回の話【より道‐83】戦乱の世に至るまでの日本史_室町幕府の六職_土岐氏

前回のメール【248日目】夕陽将軍>>>

いいなと思ったら応援しよう!