被災地への移住を選択してくださった方々への感謝を抱くCafé 彩葉での時間|「HIROTA CONCERT〜第2回広田音楽会〜」in 岩手県陸前高田市
東日本大震災以降、若者を中心とした移住の地として知られたのが、岩手県陸前高田市の広田町である。この動きが生み出されるきっかけ・過程において、NPO法人SETが果たした役割は大きい(当初は任意団体)。※同法人は、現在クラウドファンディングを実施しているのでぜひ確認して欲しい
Café 彩葉は、同法人の活動メンバーが利用していた古民家をリノベーションして2018年に生み出した古民家カフェで、広田湾を望みながら、潮騒の響きに身を任せてお茶を楽しめる場である。
2026年2月1日。Café 彩葉で「HIROTA CONCERT〜第2回広田音楽会〜」が開かれ、海外の方々を含み、陸前高田市内外から40名を超える多くの人々が訪れ、各々が奏でる音楽を楽しんだ。今回のnoteでは、その際の様子を幾許か記録しようと思う。
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Café 彩葉であの日から移住してくださった方々への感謝を想う|「HIROTA CONCERT〜第2回広田音楽会〜」in 岩手県陸前高田市
岩手県陸前高田市のアップルロードを広田町方面へと道なりに走り続けた先にCafé 彩葉はあった。訪れた時点で、駐車場一杯に自動車が犇めき合っており、多くの人々が訪れている様子が見て取れた。

絶景の古民家カフェとは聞いていたけれど、なるほど確かに海を見渡せる絶景の古民家カフェである。高台にありながら海がとても近いため潮騒が耳を打つ。この場所でカフェを開きたくなる人は、間違いなく多いと思える素晴らしい場所だった。



Café 彩葉は現在毎週水曜日の日中にオープンしているようだ。玄関から店内に入ると古民家らしい風景が正面と左側に、リノベーションの跡が窺える新しめの空間が右に広がる。店内は、溢れんばかりに人が集まっており、コンサートの開始を今か今かと待ちつつ、談笑に花を咲かせる様子が見られた。



コンサートは、地元の方々を中心とした6組の奏者による演奏が行われた。エアギターに加えて、様々な楽器の音色と歌が古民家いっぱいに響き渡り、併せて訪れた方々の愉し気な声で満ち溢れる。誰の目か見ても温かで素晴らしい時間だ。途中、参加者全員でワイワイと踊る時間を挟み、宴は夕方まで続いた(筆者は途中で席を外している)。


年齢も性別も国籍さえ超えて、多種多様な方々が音楽を中心に言葉を交わし、笑み交わす光景は人口減少が叫ばれる地方にあっては貴重な光景であるのはもちろんとして、温かな未来を感じさせる希望のような光景だった。
音楽の力もさることながら、本イベントを企画から運営まで担った若者たちの力を大いに感じる時間であり、頼もしさを抱かずにいられない。2011年3月11日。市街地を中心に壊滅的な被害を受けた当時の陸前高田市において、このような未来を描けた人々はどれだけ居ただろうか。
被災に絶望せずに町の再建に尽力した数多くの市内外の方々の力はもちろんとして、今が在るのは、この地に移り住んでくださった方々の力もあったからこそである。「HIROTA CONCERT〜第2回広田音楽会〜」は、移住という大きな選択をし、町を支えてくださった方々に改めて感謝の念を抱く時間でもあった。
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