見出し画像

母ちゃんの挑戦

母ちゃんは、基本的に困っている人がいたら
手を貸さないと気が済まない

自分が疲れてても、余裕がなくても、状況を察して
私、やりますよ。
と、どんどん手をあげてしまうのだ。

それは、良くも悪くも、自分の評価を自動的にあげ、そして責任がどんどん増えていく。

でも母ちゃんの本音は、
人に必要とされていたい、
そうでなければ捨てられてしまう。
いらない人と言われたらもうおしまいだ。

そんな恐怖から、動く毎日だった。

僕の出産直後は動けなくなったけど、
それでも手伝いに来てくれた義母の昔話を傾聴し、前向きな返しをして
僕の世話は全部母がやった。

所在なく、自室にこもる夫にも気を遣い。
外に出てきていいよと声をかける。
どう考えてもおかしい。

疲れ切った母ちゃんにカウンセラーは、
アサーティブなコミュニケーションで
許容量を超える前に断る事ができるようにしましょう。
と解決策を提示した。
でも、でも
そんな事は言っていられないのが現状だ。
人手が足りないのはどの業界も同じ。
それでもカスタマーの要求は高くなり、NOがどんどん言えない。

母ちゃんの、必要とされたいという
脅迫観念もそのままに、産後4ヶ月で母ちゃんは仕事に復帰した。

それが原因で母ちゃんは倒れたと言っても過言ではない。

どうしたらよかったのか、あの頃の母ちゃん。
宇宙からの学びなのか。
そんなことも思う余裕もない。

目を閉じて、今日も少しでも長く寝てください。
ありがとう、母ちゃん。

いいなと思ったら応援しよう!