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takanoyama
「弱いロボット」から考える 岡田美智男著 岩波ジュニア新書 読書感想文
面白そうと思い、Kindleで入手した。
筆者は、あえて完璧なロボットを作らず、人に助けてもらって、機能を補えるロボットを作っている。
例えば、ゴミ箱ロボットである。段ボールでできている頼りないロボットの形だが、その中にゴミを入れるとお辞儀をするような格好をする。
幼稚園児に何も言わず、そのロボットを持っていって様子を見る。たまたまゴミを投げ入れると、お辞儀をしてもっと入れて欲しいとおねだりをしているように見える。結果的に幼稚園児がゴミを拾い集めるのを楽しんで遊びのようにすることができた。
そうした未完成な形のロボットが子供たちの手助けを引き出しながら、ゴミを拾い集めることができる。どこか頼りなくて不完全なところが結果的に子供たちに活躍の場をたくさん与えることになる。
それに対して、普通のロボットのロボットの発想だと、全て完璧にゴミを集めなければならないので、少しのことで上手にゴミを拾うことができない。
弱いロボットは、完璧な普通のロボットではなく、お互いの弱さを補いながら強みを引き出して合っている。弱いロボットの可能性を初めて知ることができた。
これからのロボットの新しい発想の仕方が書かれてある。頭を柔らかくして、これから開発をする技術者は完璧でなくても人間の行動を引き出すようなものを作るのかもしれないと思った。

