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社畜の日帰り城メシ旅 #1 大多喜城(続百名城)

こんにちは、ブラック会社で病んでるまださびと申します。皆さまはお仕事、前向きにこなされてますか?私は残念ながら後ろ向きです、ネガティヴです。ひたすら待ち望んでいた週末土日休み、体を休めようにも会社でのいやだったことで脳内占領されもやもやもやもや。。。あー、私の大事な時間がもったいない!人生をブラック会社に捧げるだけで過ごすわけにはいかないと思考転換。せっかくの休日も家でだらだらしていると仕事イヤだな~、と思い出し始め、でもお給料ちゃんともらわなきゃ遊びに行くお金なくなっちゃうしな~、の無限ループ思考ですっきり休めない。疲れているから休もうとしているのに休めない、ならばどうするか?疲れてるときにさらに活動して消耗しちゃえ!意識不明レベル疲労になっちゃえばもやもやせずに寝れちゃうね、ということでここ3年ほどはどっぷりアウトドアと百名城巡りにはまっております。おかげでパワハラ被害者思考だったときはかなり低下していた食欲も復活。旅のコンセプトとしては城巡りとご当地グルメとなります。会社も家族も関係ない、自分の欲望全開旅を満喫していきましょう。



1,旅の始まりはまず漁港から

~城巡りのはずなのにいきなり食い倒れか?

やってきました大原漁港
会場じゅう食欲そそる匂いが充満
炭火焼ってとんでもなくおいしいよねえ
活気あります
まず目につく行列、伊勢海老味噌汁の列
これは小サイズ、500円。1000円の大サイズはもっと高級感、迫力ありますよー
漁船乗船体験も

皆さん朝ごはんってどうしてますか?ちゃんと健康的に食べてます?私は無理なんですよね💦ちゃんと規則正しく早起きして、一汁一菜朝食をまずしっかり、とか。朝から煮炊きとか洗い物とか絶対無理。でも、健康が気になるお年頃、、、そうだ!漁港に行こう!根拠を把握するのは面倒だけど、魚の油ってなんか健康によさそうじゃない?日ごろの不摂生をリセットできちゃうんじゃないかしら、と期待。
漁港の朝市ってお祭り会場みたい。なめろう丼でもやきそばでも、カツオのたたきでも、自分が食べたいものチョイスして持ち寄って食べて、向こうではダンスか何かやっててにぎやかで。開催時間ちょうどの朝8時に到着したんですが、すでに座席確保は厳しそう。朝早く来て座席確保して伊勢海老味噌汁の行列並んで、と気合の入ったルート設定できなさそうな場合は、折り畳み椅子持参しちゃうのも手じゃないかな。テーブル確保できても椅子がなかったので、車からキャンプ用のいす持ってきて事なきをえました。汁物はおちついて座っていただきたかった。
最近漁港にはまってましてね、干物も買っていきたかったので保冷バッグももちろん持参してます。エビの串焼きも食べました、今回はエビみそ堪能しましたね、やきそばもタコ入り、海鮮だし利いててウマーーー!
大原漁港:港の朝市は、毎週日曜日8:00~12:30開催です。

2,いすみ鉄道のおはなし

~好きです、ローカル線

漁港朝市にいすみ鉄道ブースでてました
ローカル線てついつい応援したくなっちゃう
応援名目でばかすか買い物をする
い鉄棒買ったらおまけで鉄カードもらえた!
めっちゃうれしい
いいね、いいね、この駅舎
大多喜駅には車両基地もあります

ふだん私って、ドライブ旅行よりも公共交通機関利用の方が好きなんです。車の運転苦手だし、地図よく読めなくて方向音痴だし道すぐ間違えるし。今回の目的地、大原漁港と大多喜城ってわが千葉県が誇るローカル線いすみ鉄道沿線の町なんですけど、いすみ鉄道って2024年10月の脱線事故以来、全線運休になってしまってるんです。枕木とか老朽化しちゃってて存続の危機みたい😿もし鉄道が機能してれば漁港とお城とローカル線の欲張りフルコース旅も可能となったんですけど、今回は残念ながら鉄道はあきらめ。ただ町自体がさびれちゃっても悲しいと思いますしね、町にお金少しでも落とすことによって地方を応援してるほっこりした気持にもなれるんです。
利用者の多い大原~大多喜間は来年秋の復旧めざしてるようですが、西側区間は廃止も含めた検討会議がなされているとか。現在はいすみ鉄道代行バスと小湊鐡道路線バスが生活の足となっております。
一応、公共交通機関を使っても今回の旅が成立するかどうか脳内妄想。
※大原漁港へのアクセスは、JR外房線/大原駅から徒歩20分
東京からなら、総武線快速で6:10分発、千葉からなら7:10発の外房線で大原に8:19着。
※大原駅から大多喜駅はいすみ鉄道代行バスが1時間に1本くらいの割合で出てて、所要時間は43分。漁港での朝ごはんタイム1時間くらいとったとして、10:25のバスに乗れば、大多喜着が11:08だから、十分可能と考える。
時間考えながら食事したり行動したりするの嫌いな人は嫌いかもしればせんが、このルートで移動した場合の利点は、①いすみ鉄道を応援できること。②漁港でビール飲めること。
よりどりみどりの海鮮グルメをおつまみに、朝っぱらからビール飲んでる人結構いました。私は酒が全然弱くてねえ‥その分食い意地ははってるんですが。

3,いざ、お城へ

~快適大多喜町散策、はまっちゃうよレンタサイクル

レンタサイクルの素晴らしさを知ってしまった
旅人スキルもあがったような気がしてうれしい

まずはは駅前すぐの観光本陣(観光協会)へ。中では意外とお土産充実で、漁港でい鉄棒買ったのにさらにいすみ鉄道コーヒー、城郭名鑑クリアファイル、お城クッキー、大名紋章城郭図などなど買ってしまいましたね。鉄道グッズ、武将やお城グッズ、土地のものなどバランスよく品数豊富でテンションあがっちゃったんですよ。ちなみに、続百名城スタンプもこの観光本陣で押します。
そして、ここでレンタサイクルデビュー。雨が心配だったからちょっと迷ったんだけど、借りてみて大正解。走りやすい道路だったし、坂道あるけど電動の力でぐんぐん上がってくの快感すぎ。ふだん自転車使わなくなってたから、新鮮味もあったのかな、風を切って走るのってこんなに気持ちのいいものだったんだ、忘れちゃってたよ。

メキシコ通りとか御禁止川(おとめがわ)とか謂れも結構楽しい
もっと自転車でさっそうと走っていたいくらいなのに、あっという間についちゃう
空堀
お城どーーーーーん
この瞬間がなんともいえない
城巡りの醍醐味

残念ながらこの模擬天守は施設改修のため長期休館中で入れません。ですが、園内かなりきれいに整備されてます。高台に建ってて、町のいたるところからお城が見えるのもこれがまたいいな、と。町の象徴って感じで。
天守外観とお土産販売の仕様を見てると本多忠勝の城、みたく思われるかもしれませんが、もとはやはり群雄割拠の時代があったればこそ。真里谷信清という人の「小田喜城」がはじまりらしい。夷隅川とか流れてますから、段丘利用して土塁とお堀の中世山城があった。そして、里見氏が真里谷氏から城を奪ったりの攻防を経て、徳川の時代になって四天王の一人、本多忠勝が派遣されてきて城主となり中世山城から近世城郭に大改修、という流れですね。本多忠勝の城と言われて当初は、「ん?こんな田舎(失礼💦)にそんなメジャーな武将いたの?」と思ってしまったんだけど、地形や勢力図のパネル展示見てると「ああ、大事な防衛ラインだったんだな」ということが実感されます。小説などの活字媒体も、戦国武将や合戦をわかりやすく解説してくれるYouTube動画も大好きではあるけれど、実際に現地に足を運んでしみじみ地形を感じ取ってみたり、その土地の詳細解説パネル展示眺めて何かを会得しちゃうのって、旅人として格別な気持ちになるんですよ。


高校を見下ろす
大井戸も見えます

今は県立大多喜高校の敷地になってるけど、あそこらへんが二の丸なのねー、と規模感を予想する。

房総っぽい山並みもみはるかせます
ここの高校生は毎日お城に会えるのね
敷地内に史跡がある
日本一の大井戸、さすがにでかい
本多氏の築城時に掘られたと伝えられており、当時から涸れたことがないそうな
薬医門
二の丸御殿の裏門だったらしいが、昭和期に二の丸内の大多喜高校に移築された
大多喜城内に現存する唯一の建築遺構で、千葉県指定有形文化財
別角度からじろじろ
模擬天守ではありますがよくつくられてる

1970年代に作られた模擬天守なので、遺構とかではないけれどお城といえばやっぱり石垣ですからね。石垣をじろじろ見て「ちゃんと算木積みだなあ」とか「切り込み接ぎっていうんだっけぇ」とかお城通ぶってみるもよし。

観光本陣も手作り鎧とかいっぱい飾ってあった

天守に入れないので、展示物などは隣の建物にある程度置いてあります。ガラスケースとかにも入ってないし、価値がどれくらいのものなのか分からないし特に解説もないが( ^ω^)・・・さわるなとかの表示もない。さすがに触ったりしないけど、超間近で鎧のつくりとか構造をまじまじと見てみる。
本多忠勝の肖像画で有名なやつが、「黒糸威胴丸具足」そして鹿角の兜、死者を弔うための大数珠。

こっちは横に一応さわらないでくださいが表示してあった
ここ、いいよ

車で直で大多喜城に来た人が停める駐車場ですけどね、ここも気に入ってしまった。陶芸体験、当日受付可ですよ。混んでないこういう雰囲気のとこ大好き。食べ過ぎを自覚しつつ、とうふアイス食べちゃった。

レンタサイクル申し込んだので、駅目の前の観光本陣に車とめさせてもらいっぱなしです。
時間貸し有料駐車場にとめて徒歩で観光するよりも、絶対的にお得だった気がする
町のいたるところに風情ある建物があります
大屋旅館
いまでも宿泊や宴席に使われている、ってそういうのがいいんだよ
風情ありありの和菓子屋でお買い物
道路がクランクみたくカクカクしてるのみると、ああ城下町だわって思う
実際車で走ってたら走りづらいかもだけど

大多喜城、実は続百名城スタンプ帳の写真や解説文読んでも全然興味わかなかったんです。でも実際行ってみたらうれしいほうの予想外で、町丸ごとで楽しみましたね。
そもそもが、このお城だけで観光集結なら足りないかなあ~と予想して、わざわざ早起きして漁港も付け足しているんだけどね。
お城成分よりも鉄成分が勝っている方は、「いすみポッポの丘」というのもありますよ。

4,大満足ビストロランチ

~めずらしく予約しておきました

古民家を改造したおしゃれビストロ
宿泊もやっているようだ
ネットに予約必須とあったので、予約していきました
この日は、予約なしの方も数組来られていました
わかります?このテーブルの広々感
前菜でもう勝確
東京じゃあこのお値段でこんな広々ゆったりとはいかないんじゃあないかしら?おほほほほ
(田舎居住民の謎の優越感)
鉄鍋でロールキャベツ、オーブンで焼くので、お店の名前がローブン

ちょっとローカルすぎるかな、というところに行く場合や、逆に外国人観光客でごった返しているかも、というところに単独でふらりと旅行に行く場合、私は「ランチ難民にならないか」ということを心配します。せっかく出歩いているのにコンビニで腹を満たしたりするのは切なすぎる。
今回の大多喜の町、お店なくはないだろうけども、そんなに選択肢なさそうだな、と予想して珍しく予約をしてから出かけました。予約しておくと安心ではあるんだけど、ふらふらと好きなとこに時間かけたい派なのに時間が制約されてしまうということと、なんかその時間になってみたら食べたいものが違ってた、とか行ってみたら別のお店の方が気になっちゃった、あっちの方がよかったかなと思っちゃうときとかはデメリットではある。
だがしかし。今回はこのお店予約しておいて私、グッジョブだよ、私えらいよ、と自分を褒めました。雰囲気含めておいしかった。
古民家改造、すごく上手になされておりました。店内もお庭の眺めも、町に溶け込んでる感じも。
地元野菜使った前菜からすでにテンションup。朝の漁港飯と、つけたしのとうふアイスでいつもより食べ物消費量すでに多く、電動アシスト自転車でカロリー消費もそんなにされてないので空腹MAXにもっていけてないのに超絶美味だったってことは相当ですよ。

5,腹ごなし観光も楽しみましょう

~無料の見学、無料の施設を極限まで楽しむ!


外堀でもある夷隅川

さすがにお腹いっぱいなんで、さすがにもう少し動いておくかーということでサイクリング。この川べり近くで、房総名物「キョン」に会いました。かわいいけど繁殖しすぎて害獣なんだよね。

武将銅像愛好家でもあるので

等身大の銅像があるのかと思ったらそうではなかった。
でもですね、本多忠勝、地元民に愛されているな、と思いました。いい政治、いい街づくりしたのかな。

逆側には立像も
帳場の内側にすわれる

小江戸名乗るだけあって、江戸情緒残る建物そこかしこあるんですけどね、ゆるゆる探索してたら小江戸とりっぷ館というとこで声かけていただいて中入ってみた。無料の資料館とかって、いつもほとんど期待とかはしてなくて休憩できるかな、くらいの気持ちでいることが多いんだけど、ここも予想以上うれしい期待外れとでもいいましょうか。江戸の商家改造した小ぶりな建物って感じだけど、感想を一言でいうならば「江戸東京博物館よりおもしろい」です。貸し切り状態でキャッキャはしゃぎながら見学して、座敷にも2階にも上がってよくて、そろばんとかふつうに触らせてくれて、時代劇の中にいるみたいで楽しかった。
※注意点は火、水、木休館であることです

番頭さんごっこ
丁稚から始まって、番頭さんてすごくえらい人だよ
縁側
昨日イベントやってたとかで、お花片付けてました。まだまだきれいだけど。
甘味処
渡辺家住宅
(国指定重要文化財)
旅先の猫ちゃん

レンタサイクル効果もあって、町一周はあっという間でしたが、日帰りのミニ旅行としてはちょうどよかったです。下調べして前からずっと狙ってた行きたがってた場所に気合入れてさあ行くぞ!ではなくて、気分転換したいなあ、でも明日は仕事だからめっちゃ疲れちゃう密度の濃いいのじゃなくて。。。っていうふらり旅。
お城スタンプとか札所巡りとかご城印とか御朱印めぐりって、うまくできてる。出かける口実になったり、自分が物知りになってく感じがうれしかったり、出会いがあったりご利益信じられたり、コレクター癖が満たされたり。
次はどこ行こうかな、のワクワク感もたまらない。

6,たくさんのお土産とともに

~まださびの旅の雑感、思い出した作品やら思い出やら

また買いすぎ、やらかしちゃったよ

これだけじゃあなくて、干物も大量に買ってるし。

昔からですね、旅行と書籍、私にとっては切っても切り離せないもので。旅行に限らず、常に本を持ち歩いてる人だったんです。重たくっても、絶対に本は持っていたかった。スマホ持つようになったことと、車運転するようになったら事情はかわっていきはしたけれども、やはり活字中毒は最後まで名乗りたい。旅行の時はまあ大抵本持ち歩いてます。理想は、その土地関連やゆかりある武将の小説とか。町の雰囲気に浸りながら、歴史上の人物がやったこと学んだり、ああこの景色見てたのかな、とか妄想広げるのがたまらなく楽しいもんで。知識とかも入れたいけど、急にぽっかり電車の待ち時間とか、ヒマ時間とかできちゃっても、私には本がある、と思うと謎の安心感もあるのです。
ですが、今回は自家用車での移動。小説持ち歩きはしなかった。なんだけどずう~~っと脳内妄想占めてた作品がある。いつもだとそれは大抵小説だったけど、今回は映画。その作品とは・・・

深作欣二監督作品
主演:薬師丸ひろ子 / 真田広之
「里見八犬伝」

いやいやいや、、それって館山城だろ?大多喜城じゃないだろ?と思われますでしょうか?でも脳内にどうしても浮かんできてしまってもう止まらなかった。房総ってこと、里見氏のおさえとして本多忠勝が全線司令官配置必要だったってこと。千葉県民なんでね、本多忠勝側より、土着豪族側視点とでもいいましょうか。この映画みてて、子どものころは分かんなかったけど一応地形要害も盛り込まれてたかなあ。
それにしても懐かしすぎる作品持ってきちゃった。若い人は当然ご存じないでしょう。私だって、この映画みたの小学生だった気がする。
ただですね、名作ですよ、名作。角川ロマンの。豪華キャスト、目まぐるしくも迫力あるストーリー展開、今でいうダークファンタジー感もあるけど最後はハッピーエンド。一番強烈に思い出すのは夏木マリが若返るために若い娘の血をがぶ飲みしたり、血の池に潜ったと思ったらヌードナイスバディで出てきて血を全身に塗りたくってニヤァって・・・・・・こわかった、すごかった。あの表情すごかった。主役のこと全然覚えてないくらいすごかった。小学生でこの映画見て、なんかいろいろ影響受けちゃってる気がする。角川ロマン語れる人とこの映画を語りたい欲望が急に沸き起こってしまったのでした。

7,大雑把な旅のまとめ

~はたして参考になるのかどうかわからない気の抜けたまとめ

・交通手段:自家用車、レンタサイクル
・大原漁港:港の朝市、日曜日開催 / 千葉県いすみ市大原
 大原駅:JR東日本・外房線 / いすみ鉄道(全線運休中)
・大多喜城:続百名城No.122 / 千葉県夷隅郡大多喜町
      ジャンル→平山城
・宿と食事 ローブン大多喜町

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