『認知の歪み』とは?~若い発達障害者・ギフテッドへ~
こんにちは~ 今回からシリーズで『認知』と『行動』の関係について書いていきたいと思います。発達障害者やギフテッドの『行動』にエラーがある場合、正しい『認知』ができていないことが原因であることが多いです。本記事では、若い発達障害者やギフテッドに向けて『認知の歪み』について基礎的な内容を書いていきたいと思います。
事実⇒認知⇒行動
まずAという事象・事実があるとします
それを観測・解釈・受け止めて
A´であると認知します
この際に過去の経験や思い込みなどの
フィルターを通るため
A´とAは誰であっても多少のズレが生じます
このA´とAのズレが大きいと
その結果から取る行動αが
エラーとなりやすいです
A(事実)
⇓ インプット
A´(認知)
⇓アウトプット
α(行動)
つまり行動αがエラーとなるのは
AとA´の解離が原因である確率が高いです
すなわち行動αにエラーがある場合
行動を矯正するのではなく
エラーを生み出すAとA´のズレを
修正することが必要になります
発達障害特性を持っている人と
接する場合はこのことを意識して欲しいですね
認知が歪む原因
を辿っていくと
障害特性が原因のこともありますが
家庭環境などの生育環境
誰かから言われた言葉による呪縛
といった本人以外の原因であることがあります
自分の認知を歪ませているもの
自分の行動を呪縛していもの
に気がついていくことが必要です
多くの場合それは
親子関係に起因していることが多いです
行動のエラーを責められ続けて
自分を責めてしまいがちですが
一旦自分を責めるのをやめて
自分が正しく認知できていないことを自覚し
その原因を修正していくことが必要です
人の行動にエラーがあったら考えて欲しいこと
例えば仕事で指示を出した時に
部下が間違った行動を取ったとしましょう
上司:A(仕事の指示)
⇓ インプット
部下:A´(認知)
⇓アウトプット
部下:α(行動)
⇓観測
上司:α´(認知)
とした時に
A(仕事の指示)自体が間違っている場合があります
指示を出す時にメモを相手に書かせるのではなく
指示を書いたメモを渡す
などすれば誤解は生じにくくなります
また指示を受ける際にも
A´という理解(認知)で間違いがないかということを
その場で確認することも大事になります
AとA´のズレが
指示を受けた段階で生じないようにすることが
仕事においては大事になります
『分かりました』とは安易に言わないこと
『分かりました』を信じすぎないことが大事ですね
また
部下が正しい行動を取っているのに
それを認知する上司が
エラーと判断してしまうケースがありますから
人のエラーを責める前に
自分の認知にエラーがないかを
振り返る必要がありますね
上司:A(仕事の指示)←ここにエラー?
⇓ インプット
部下:A´(認知)
⇓アウトプット
部下:α(行動) ←本当にエラー?
⇓観測
上司:α´(認知) ←ここにエラー?
まとめると上記のような感じですね
また 子育ての場合
子供の行動にエラーがあった場合に
その原因を辿っていくと
親の言動に行き着く場合がありますから
子供を叱り飛ばす前に
そのエラーを生んでいる『認知』の部分に
目を向けてあげてほしいと思いますね
認知の歪みを修正していくためには?
まずは
『自分の認知が必ずしも正しくない』
と気付くことが大事です
事実Aと問題行動αから
間にある認知A´を推測できる人に
フィードバックをもらえればいいのですが
そんな人間はほとんどいません
となると
本人が認知A´を表現し
フィードバックをもらうことが
現実な対応策になります
ですが
言語化することにはハードルがありますし
自分の思考を表現することは
恥ずかしくて勇気が要ります
note内には自分の代わりに
言語化してくれている人たちがいますので
先輩たちの助けを借りていきましょう
そして発信者の人たちには
苦難を乗り越えた経験を共有し
後に続く人たちに希望を
与えてほしいな~と期待しています
今回はここで一旦区切ります
次回では
事実Aと認知A´、行動αの関係について
もう少し掘り下げていきたいと思います
ではまた!
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