安全担当がAIでメール管理ソフトを作った㉕〜プロンプト管理ソフトを作る決意〜

安全さん 2026年5月24日


■ 「お願い」が増えすぎて、もう限界だった

AIに文化を教えるたびに増えていく“お願い”。 文体、構成、写真の基準、強調ルール…… 気づけば 11個 を超えていた。

朝のメール作成だけで、

「どのお願いを使うんだっけ?」

と探す時間が増えていた。

効率化のためにAIを使っているのに、 プロンプト探しが仕事になっていた。

■ 「AI、お願いをまとめる仕組み作れない?」

安全さんはAIに向かって言った。

「お願いが増えすぎて管理できない。 用途別に整理したいし、最新版も分かりたい。 必要なときにすぐ呼び出せる仕組み……作れない?」

AIはすぐに答えた。

「できます。まず“お願い”をすべて出していただければ、 内容を整理して構造化します。」

「なるほど……じゃあ、困ってること全部書くね。」

■ AIに“改善アイデア”を渡す

安全さんは、これまでの困りごとを全部書き出した。

  • 用途別に整理したい

  • 最新版が分からない

  • 毎回コピペが面倒

  • どのプロンプトを使ったか記録したい

  • 会社の文化を統一したい

AIに渡すと、すぐに返ってきた。

「15個の改善ポイントに整理しました。 これをもとに専用ソフトとして設計できます。」

「おお……そこまでやってくれるのか。」

■ しかし、AIの提案は“惜しい”

AIが作った改善案を読むと、 ところどころ“惜しい”部分があった。

  • 「タグは1つだけ」→「いや、複数必要」

  • 「バージョンは3つまで」→「50は欲しい」

  • 「履歴は保存しない」→「いや、絶対必要」

安全さんは修正指示を出した。

「AI、タグは複数。 バージョンは50。 履歴は必須。 文化ルールは別タブにして。」

AIはすぐに修正した。

■ ついに“設計図を作って”と指示する

安全さんは言った。

「AI、今までの改善案を全部まとめて、 プロンプト管理ソフト Ver2.0 の設計図 を作って。」

AIは答えた。

「分かりました。 全体構造、画面の作り、データの保存方法、 作る順番までまとめます。」

安全さんは思わず息をのんだ。

■ 設計図は、想像以上に本格的だった

AIが出してきた設計図には、 安全さんが求めていた機能がすべて入っていた。

  • ソフトを動かすための“言葉”

  • 画面を作るための部品セット

  • データを保存するための小さな倉庫

  • 左・中央・右に分かれた見やすい画面構成

  • 過去に戻れる仕組み

  • 自動で書き換える仕組み

  • 使用回数を記録する仕組み

  • 作る順番まで決めた工程表

  • データを取り出す“魔法の文章”まで

「これ……自分じゃ絶対思いつかない……。」

安全さんは驚いた。

■ そして、安全さんは決意する

「AIに文化を教えるだけじゃ限界がある。 これからは“文化を管理する仕組み”を作る。」

こうして、 プロンプト管理ソフト Ver2.0 の開発が正式に始まった。

■ 次回予告

AIが整理した改善ポイントをもとに、 ついに“設計図づくり”が始まる。

安全さんが想像していた以上の、 とんでもない設計図 が姿を現す——。

🔗 シリーズ一覧はこちら 安全担当がAIでメール管理ソフトを作った話シリーズ一覧(随時更新)|安全さん

いいなと思ったら応援しよう!