✨ 安全担当がAIでメール管理ソフトを作った⑲〜AIが“強調”をやりすぎる問題〜そして7つ目のお願いが生まれた〜
安全さん 2026年5月15日
■ 余白問題が落ち着いたと思ったら、次は「強調」だった
18話で、 AIが余白を勝手に広げたり詰めたりする問題 をようやく抑え込んだ。
スカスカ問題
詰めすぎ問題
ページごとの余白のバラつき
これらを止める「お願い⑥」を追加したことで、 資料の“読みやすさ”はかなり安定した。
「これで見た目の問題はほぼ解決しただろう」と思った。
……が、また新しい問題が出てきた。
今度は 強調 だ。
■ AIは“強調”を「派手にすること」だと思っている
AIに資料を作らせると、 なぜか強調がこうなる。
赤文字
下線
蛍光マーカー
太字の連発
文字サイズの急な変化
文章全体が“強調だらけ”
AIは「重要なところを目立たせよう」と思って、 強調を“派手にすること”だと解釈している。
でも、会社の資料はそうじゃない。
■ 会社の資料の強調は「控えめ」が基本
会社の資料をよく見ると、 強調にも暗黙のルールがある。
基本は太字のみ
色は変えない
下線は使わない
マーカーは使わない
文字サイズは変えない
強調は“最小限”にする
つまり、 強調は“情報を整理するための道具”であって、 派手にするためのものではない。
AIが勝手に強調を増やすと、 資料が一気に“チラシ”みたいになる。
■ 特に困ったのは「赤文字の乱用」
ある資料では、 重要な部分がすべて赤文字になっていた。
注意点
補足
結論
例外
参考情報
全部赤。
「どこが本当に重要なのか分からない……!」
赤文字は“最終手段”なのに、 AIは“とりあえず赤にしておけば目立つ”と思っている。
■ 下線とマーカーの暴走もひどかった
別の資料では、
下線
黄色マーカー
太字
赤文字
これらが 同じ文章に全部使われていた。
AIは「強調=盛ること」だと思っているので、 強調を重ねれば重ねるほど良い と判断してしまう。
でも、会社の資料では逆だ。
強調が多いほど、 読みづらく、安っぽく、落ち着きがなくなる。
■ ここで気づいたこと
「強調も会社の文化だった。」
文章、フォント、写真、余白。 そして強調。
資料の“空気”を作っているのは、 こういう細かい部分だった。
AIは一般的なデザインルールを学習しているから、 強調を派手にしたり、色を変えたりする。
でも会社の資料は、 “落ち着いた読みやすさ”を優先している。
ここに大きなズレがあった。
■ そこで生まれた「7つ目のお願い」
初心者なりに考えた結果、 AIに対してこうお願いすることにした。
🔵 お願い⑦:強調を派手にしないでください
赤文字を使わない
下線を使わない
マーカーを使わない
文字サイズを変えない
強調は太字のみ
強調は必要最小限にする
AIに対して、 「強調は控えめでいい」 と明確に伝える必要があった。
■ 実際にAIへ渡したお願い文(そのまま使える)
コード
お願い⑦:強調を派手にしないでください。
・赤文字を使用しないでください。
・下線や蛍光マーカーを使用しないでください。
・文字サイズを変更しないでください。
・強調は太字のみを使用し、必要最小限にしてください。
このお願いを追加した瞬間、 資料の“派手すぎ問題”が一気に解消した。
■ 強調が整うと、資料の「落ち着き」が戻る
強調が安定すると、 資料全体の印象が大きく変わる。
読みやすい
情報が整理されて見える
トップ層が読みやすい
会社の資料の“空気”が戻る
AIがようやく、 強調も“会社の文化”の一部だと理解し始めた。
■ でも、まだ終わりではなかった
文章。 フォント。 写真。 余白。 強調。
ここまで整えて、 ようやく資料の“見た目”が安定してきた。
しかし、 次に暴走したのは 構成 だった。
🔜 次回(⑳へ続く)
次は、 「AIが構成を勝手に変えてしまう問題」。
章立てが変わる
見出しが増える
順番が入れ替わる
余計な要約が入る
そしてまた、 「8つ目のお願い」が生まれる。
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