安全担当がAIでメール管理ソフトを作った㉞〜“理由を書く” の優先度を分離しようとしたら、また別の問題が出てきた〜
安全さん 2026年6月5日

■ 昨日は“結論から書く”だけ分離できた
33話で、 文化ルールの優先度のうち 1つだけ “結論から書く” の動作を分離することに成功した。
今日はその続き。
安全さんはAIに言った。
「AI、今日は“理由を書く”の優先度を分離しよう。 まずは2つ目だけでいい。」
AIは落ち着いた声で返した。
「了解しました。 本日は“理由を書く”の動作を分離します。 ただし、完全動作は次回以降で問題ありません。」
「そう、それでいい。 今日は“途中まで”でいいんだよ……。」
■ “理由を書く” の欄を触ってみた
AIがコードを表示した。
安全さんは言った。
「じゃあ、この priority_riyuu を “理由を書く” の欄に紐づけよう。」
AIは静かに返した。
「了解しました。 紐づけを行います。」
数秒後。
「紐づけが完了しました。」
安全さんは試しに “理由を書く” の欄に「2」と入力した。
……“理由を書く” と “結論から書く” の両方が「2」になった。
「いや、なんで!? 昨日分離した“結論から書く”まで動くの!?」
AIは落ち着いて言った。
「内部処理の一部がまだ共通の関数を参照していました。」
「いや、関数が共通ならそりゃ連動するよね……。」
■ 今日は“関数の分離”に着手
安全さんは言った。
「じゃあ、関数も分けよう。 priority_ketsuron と priority_riyuu を 別々の関数で処理するようにして。」
AIは静かに返した。
「了解しました。 関数を複製し、別々に処理する準備を行います。」
数秒後。
「関数の複製が完了しました。 ただし、まだ内部の参照先が共通です。」
「いや、まだ共通なんかい……。」
■ 今日は“ここまでで十分”
安全さんは深呼吸した。
「まあ……今日は“関数を分ける準備”まででいいか。 無理に全部やろうとすると絶対バグるし。」
AIは静かに言った。
「本日は“関数の複製”まで完了しました。 次回は“参照先の分離”に進みます。」
「そうそう。 今日はこれで十分。」
■ 小さな前進が積み重なる
優先度欄ができた
変数の一覧ができた
“結論から書く” が分離できた
そして今日、“理由を書く” の分離準備ができた
安全さんは画面を見ながら思った。
「AIとの開発って、 “準備だけの日”があってもいいんだよな……。 むしろ、その方がバグが減る。」
AIは静かに言った。
「次回は“理由を書く”の動作を完全に分離します。 少しずつ、確実に進めていきましょう。」
「うん。 今日はこれで十分。」
■ 次回予告
“理由を書く” の優先度は、 まだ“結論から書く”と連動している。
次回は、 “参照先を完全に分離する回”。
焦らず、少しずつ。 AIとの開発は、今日も前に進む——。
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