A-3:資産運用を始める前に、やっておくべき事
まずは無駄な支出(浪費)を減らす事!
今回は、金融資産を運用する上で「最初に取り組むべき事」を考えて行きたいと思います。基本的に、資産運用していくためには「当面利用予定のない余剰資金」を活用する事になります。
収入-支出=貯蓄となりますが、貯蓄は「生活防衛金」とも呼ばれ、1年~2年間程度の生活費を確保する事が一般的に推奨されています。
※不慮の事故で長期間働けなくなる、長期的な転職活動、事業不振による収入減少などに対応するため。
この生活防衛金で資産運用していると、いざ生活費に困った時に金融資産を売却せざるを得ない(含み損があったとしても)状況になる可能性があります。
ですので、資産運用は余剰資金を活用する事が重要となります。しかし、近年では「投資信託などノーロード(買付手数料0円)で100円から投資できる事はもはや常識ですが、個別銘柄も100円から投資できる」時代となっています。生活防衛金を貯めつつ、無理なく少額・積立投資する事で投資経験や知識を徐々につけて事が望ましいかと思います。

上図のように如何に余剰資金を増やすかが重要なポイントとなり、「収入を増やす or 支出を減らす」しか方法ありません。
そのためには、無駄な消費(=浪費)を削減し支出をコントロールすることです。これは昔から色々な書籍で書かれている事ですが、それ故に資産形成するでの鉄板なのです。これができてない方は、投資運用の前に「節約術や家計管理の取組み」をされることを推奨致します。
支出コントロールは何故重要か?
何故、支出コントロールするのが重要かと言うと「自分でコントロール」できるからです。自己啓発の書籍でも良く言われている事ですが、自分が影響を与えらえる事に注力する事が人生をより良くします。
<支出コントロールのメリット>
①ノーリスク:投資は、資産が減る(含み損)可能性があります。無理のない範囲での節約は、損することはないです。一般的に2割程度は削減できる余地があると言われています。
②即効性:投資(金融商品への投資、自己投資など)のリターンを得るためには、基本的に時間がかかります。節約は無駄な出費を抑えるので、そのまま貯蓄へと直結します。
③自分の意志で達成できる:収入は他人(お客様や上司など)の評価により決まります。正しい方向で努力しないと報われない事もあります。
上記のように、良い事だらけなのでやらない手はありません。
お金をマネジメントする!
支出のコントロールができる人は、自分のお金の流れや資産を可視化できる人です。良くビジネスの世界では「マネジメント」という言葉が使われますが、これは「物事を数値で可視化」する事です。お金は数値で表せるので、マネジメントしやすい領域ですね。
私はダイエットと資産運用は、非常に近い作業プロセスだと思ってます。ダイエットするときは、まず現在の体重を把握するところから初めます。そして、摂取カロリーを抑制し、適度の運動を継続する事で目標体重に近づけ、体重維持していきます。
短期間での無理な食事制限は、一時的には体重は減るかもしれません。しかし、そのような生活は長く維持できないので、いづれ体重がリバウンドしてしまいます。ダイエットも資産運用も「自分に合ったより正しいプロセスで、行動を習慣化する」事が重要です。
※「より正しい」というのがポイントで、ダイエットも資産運用も唯一無二のやり方、プロセスはありません。自分なりのやり方(運用)で「目標としている結果に近づいているか」をモニタリングし、問題あれば是正していく事が必要です。

いよいよ金融商品などへの投資の話をしていきますが、今回はここで終わりとします。
