『Value coffee』 ⸻文字から触れる、珈琲の味。
文章に合う珈琲が好きだ。
出会いは、案外。
味や香りとは無縁の場所に転がる、小さな奇跡なのかもしれない。
その偶然を辿って、
たどり着いたのは大阪市西区九条の自家焙煎コーヒースタンド『Value coffee』。
洗練された文章の奥に、ニッチであたたかみのある感性を纏う店主の魅力がにじむ。「コーヒースタンド営業日記」は、知識の豊かさと同時に遊び心に満ちていて、カウンター越しに店主と会話しているような不思議な感覚がある。
一杯に込められる仕事。
その物語に触れるいちばんの近道は、文章を読むこと。そして私もまた、ストーリーを帯びた“特別な買い物”をすることが好きなのだ。
それは、ひとときの時間に意味を刻み、大人へと歩みたいというささやかな願望をも含んでいる。
珈琲といえば『深煎り』。
そんな知識しか持ち合わせない素人の私が気になっていたもの。それは『浅煎り珈琲』だ。店主も説明にやや手を焼いている様子が伺える。気になって仕方がない。
横浜市内に住む私に大阪は遥か遠い ⸻。
それでも、抑えきれなくなってしまったのだ。
今回『Value coffee』オンラインショップで
”エチオピアイルガチェフェゲルシ”
を初めて購入してみた。

『あっ、おいしい……』
・初めての浅煎り体験
たとえば目覚めの朝に。あるいは曇った心を切り替えたい瞬間に。私にとっての浅煎りは、そんな時に寄り添う一杯だった。
やさしく体に溶け込みながらも、果実を思わせる酸味が爽やかに広がる。化粧を施した例えを店主がするように、『豆の素肌感』を味わえる。
よく晴れた夏の光には、この珈琲こそが似合うのかもしれない。品質はさながら、価格も消費者に寄り添ってくれている。
・丁寧な商品説明
パッケージ後ろにはQRコードも記載され、飲み方のナビゲートまで。ささやかな心配りまで嬉しい。
浅煎りの豆は焙煎による風味の変化が少なく、生豆が持つ本来の個性や産地特有の風味をより鮮明に感じることができます。中でもエチオピアの豆はその香味の豊かさや透明感のある味わいにおいて、他にはない魅力があります。かくいう私もエチオピアをきっかけに浅煎りコーヒーの世界に魅了された一人です。

可愛いハリネズミがお出迎え。
・水出しコーヒー
一緒に同封してくださった水出し珈琲。
口当たりが良くて、ほんのりと甘さと香りが残る。それでいて、すっきりと爽やか。飲みやすくて、『あっ、なくなっちゃった…』という余韻までがたのしい。
オンライン販売は検討中とのこと。気になる方はお店で…。

あっさり、美味しい。
待てなくて早めに飲み始めてしまった…😂
読書しながらの珈琲タイム。サイコウだ。
・人柄に惚れる ⸻店主の魅力
文章を書くことや、読むことが好きな人に寄り添う一杯の珈琲。店主のこだわり、豊富な知識。遊び心に、お客さんへの愛情がわかる日々の記事。
『香りの正体』や、『おいしさの解像度』といった少し奥深い記事までもが読み応え満点だ。焙煎士としての実力もさながら。
カッピング会で優勝した店主のイキリ散らかした姿をぜひ見てみたい。
ときには『サンバ』を。
そして、立ち寄るお客さんに、心の中でsmapの『ありがとう』を生歌プレゼントするような、やさしい若き味わいのある店主。
夜勤の多い私には、カフェインは『覚醒』を促すもので、共に戦ってくれる存在。そして穏やかにナニカを書き留める瞬間に『安らぎ』を与えてくれる『特別』なもの。そのひと時を充実させてくれる一杯だった。
文字から入る珈琲の味 ⸻。
偶然の出会いからたくさんの人に、静かな奇跡を味わってほしいという願いを込めて。
ACCESS
大阪市西区九条3-5-1
大阪市西区九条のキララ商店街にあるらしい。
詳しくはホームページを。

失礼があれば修正しますので、お知らせください🙏
とっても美味しい、
優しいひと時をありがとうございました♡
いいなと思ったら応援しよう!
応援が物語のインクになります。
あなたにもそっと、届きますように。