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スマホの使用は2時間まで?

中学校教員、うたういぬです。
スマホ使用について、興味深いニュースが出ていたので、まとめてみました。

<概略>
・愛知県の豊明市の市議会が条例案を提出
・仕事や勉強、家事以外でのスマホなどの使用を1日2時間以内にするように促す
・市内の学校に通う18歳未満の子供が対象。
・子供だけではなく、全ての市民も対象
・使用時間帯について、小学生は午後9時まで、中学生以上は午後10時まで。
・条例案に、強制力や罰則はない。

条例案の提出に伴い、100件を超える電話やメールが届き、その7割以上は反対意見だったとのこと。


<考察:背景や現状>
スマホや生活には欠かせないものだが、ゲームや動画など、依存性が高いアプリを入れることができるため、長時間使用の問題が発生する。これは、睡眠不足、家族とのコミュニケーションの悪化、SNSトラブルの誘因という問題に発展する可能性があるため、豊明市としてはスマホの使用を見つめ直すきっかけにしてほしいと願っている。この願いは全国的にも共感できるものであるし、学校現場で働く私としても大きく共感できるものである。
スマホの使用は家庭の意向による。小中学生のスマホ所持率はどんどん増加している。そして、トラブルも増加している。学校への相談があるたびに、「スマホを持たせたり、使用させたりしたのは、保護者だよなぁ」と思ってしまう。保護者として、我が子にスマホを持たせたり、使用させたりするなら、明確な目的とルールを共有するべきであるし、その都度ルールを守れているか点検をする機会を設けることが必要である。しかし、現状はどうだろうか。「子どもにスマホを持たせることで、親も安心」と、この問題に向き合っていない家庭もあるのではないかと危惧している。
むしろ、正しくスマホを使用している事例についても全国的にニュースになってほしいものである。


<考察:懸念すべき点>

数字が一人歩き

2時間という数字が一人歩きしている。「なんで2時間?」「そんなこと決められたくない」という思いが膨らんでいる可能性がある。あくまで目安なのだと思うが、数字が一人歩きしないように周囲の人たちが受け止めるべきである。

代わりに何をするの

メディアコントロールの取り組みについては私の自治体の学校でも積極的に行われる。1ヶ月の中で決まった日は「メディアコントロール」。テレビやゲームの時間を抑えて過ごしましょうというものである。
では、テレビの代わりに何をして過ごす?
この視点が重要である。典型的なもので申し訳ないが、
・読書
・家族との会話や遊び(カードゲーム、ボードゲーム)
・運動
・ものづくり(料理や工作)
などが思いつく。しかし、どの家庭もその準備があって、ノウハウがあるわけではない。自治体の積極的な関わりが重要である。例えば、図書館や公園といった施設が利用しやすければ、スマホよりそこで遊ぼうという思いになる。また、イベントが開かれたり、地域のスポーツクラブに参加しようとなれば、スマホの使用時間は減るかもしれない。なんでも家庭に任せるのは簡単だが、有効な手段ではない。この視点も入れてほしいと願っている。

配慮も必要

「スマホを使いすぎて、自分では制限できない。」という人がいることも現状である。子どもも、大人も。ゲーム依存などで治療を受けている人もいる。社会全体としてサポートをする必要がある。条例案にするくらいなので、より多くの人のことを考え、配慮をする必要もある。受け止める側の認識も重要である。条例案を武器として他者を攻撃することがあってはならない。


<個人的見解>

教員であり、保護者である私の勝手な意見です。我が子にはまだスマホは持たせません。(小4長女 小2長男 年中次男)。スマホは高校生になってからかな、と家でも話をしています。
スマホを持つことで、家族の時間が減ってしまうことは残念ですし、そもそもスマホを持たせてでもやりたいことはないのです。ゲームや友達との連絡のために、スマホを懇願することもあるかもしれませんが、却下の方向です。学校現場では数々のトラブルにも直面しています。それを知っていて、わざわざ持たせようとは思いません。

現状、iPadでこの記事を作り、スマホではradikoでラジオを聴いている。家族がまだ寝ているからOKと思っていますが、使用時間については私自身も改めて考えたいとは思っています。

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