森保一の夢物語、孫正義の夢物語④ 自分の自己実現のための夢とみんなを喜ばせるための夢
〇 まえおき
・6月29日に公開した、森保一の夢物語、孫正義の夢物語の4回目です。
3 「自分の自己実現のための夢」と「みんなを喜ばせるための夢」
(1) 孫さんが語るAIがつくる夢物語と森保ジャパンの夢物語の違い
・孫さんの考える夢は、自分のビジネスを成功させるために考え出された夢です。
・森保監督は、国民の夢をかなえるために日本代表の監督を引き受けました。
(2) 日本代表の監督を引き受ける苦悩と決断
・サッカーにせよ、野球にせよ、国民が注目する競技の日本代表の監督を引き受けるには大きな覚悟が必要です。
① 勝敗の責任
・第一に、勝敗の責任を背負わなければばりません。
・人気のあるスポーツは、勝って当たり前、負けたら監督の責任です。
・勝った時に、はじめに称賛されるのは活躍した選手です。
・負けたときに、一番に批判されるのは監督の再配です。
② 選手の育成と将来に対する責任
・第二に、選手の運命を左右する立場になりますが、権利は小さいです。
・選手の選考のときは、経営者がリストラをするときと同じような苦悩があると思います。
・選手の育成が勝敗の鍵を握っていますが、選手の管理の主体は所属チームにあります。
③ 自分のためではなく、人びとのために
・人気スポーツの代表チームの監督は、どこから考えても損な役割です。
・それでも引き受けるのは、自分のためではなく、代表チームを強くしたい、国民を喜ばせたいという気持ちがあるからでしょう。
(3) 愛の力が大きなエネルギーを呼び込む
① 愛の気持ちでチームが一つになる
・森保ジャパンを見ていると、選手全員が愛のこもった夢の共有をしていることがよくわかります。
・チーム全員が優勝に向けて、日本のために戦っていました。
・メンバーは、試合にでられなかった、三苫選手、南野選手、遠藤選手、故障した久保選手の思いを背負い戦っていたことがよくわります。
・コーチ陣も、サポートメンバーも、ベンチの選手の一体となって戦っていたことがよく伝わってきます。
② 国民に広がる愛の気持ち
・森保ジャパンの姿を見た国民も感動し、応援しました。
・その応援が森保ジャパンにエネルギーを与えました。
・こうした愛の循環が奇跡を起こすエネルギーになります。
・こうした愛の循環の奇跡は、2023年に行われた野球のWBCで見ることができました。
・侍ジャパンは大谷選手、ダルビッシュ選手らのメンバーが栗山監督のもとに一つとなり、国中が熱く燃え、技術力、体力で上回ると思われるアメリカを破り世界一になりました。
・アメリカチームの敗因を探せばいくつかあるでしょうか、日本チームとの決定的違いがチームワークにあったことは明らかだと思います。
・アメリカチームのメンバーの多くは、自分たちの夢の実現に向けて頑張っていたと思います。
(4) 森保ジャパンが教えてくれること
・森保ジャパンのブラジル戦での敗戦は、チームワークだけでは勝てないことも教えてくれました。
・WBCで日本が優勝できたのは、大谷翔平という一流のプレイヤーがいたからです。
・そして、みんなが大谷選手の後ろ姿を見て、自分を高めていました。
・現実に、今永選手、山本選手、佐々木選手、村上選手、岡本選手はメジャーに行き活躍しています。
・「個と全体の中道からの発展」、「心と仕事能力の中道からの発展」が真の発展を生みます。
・これはAIには絶対につくりだせない世界です。
