仏教的視点で考える「新しい未来の創造」 第二の人生、新しい経済の創造を考える
〇 まえおき①
・これまでに「新しい未来の創造」に向けて「成功哲学」の実践の話をしてきました。
・「成功哲学」の中心概念は積極思考です。
・人生を勝利するためには、客観的に現実を受けとめるリアリスティックな目も必要です。
・それが仏教的視点です。
〇 まえおき② 「人生の生まれ変わり」を教えてくれている仏教
・仏教の教えの基本は
① 「人生は苦である」、
② 「苦の原因は肉体への執着である」、
③ 「執着から離れることが幸福への道である」
ということです。
・これだけ聞くと、仏教は現実からの逃避を教えているようにも聞こえます。
・しかし、これは、仏教の出発点です。
・仏教の教えの本質は
「悟りを得ることにより人間は生まれ変わることができる」
というところにあります。
1 生まれ変わりの方法
・仏教で説かれている悟り(=生まれ変わり)の方法が「苦」「集」「滅」「道」の四諦八正道の教えです。
・「苦」 ー 現実の苦しみを見つめる
・「集」 ー 苦しみの原因を考える
・「滅」 ー 理想の状態を考える
・「道」 ー 反省によって、心から苦しみのタネを取り除き、理想のタネをまく
2 人生の「苦」「集」「滅」「道」
・「苦」 ⇒ 代表的な人生の苦しみは「貧」「病」「争」です。
・「集」 ⇒ 現代人の「貧」「病」「争」の原因は、人の評価からくるストレスです。
(「貧」には仕事能力の不足という原因もありますが、仏教的に言えば、仕事能力以上の豊かさを求めることが貪欲であり、苦しみの原因になります。)
・「滅」 ⇒ 自分の能力にあった足ることを知る生活が幸福です。
・「道」 ⇒ 自分の貪欲(執着)を捨て、心の自由を獲得するために心の修行をします。
3 仏教の教え + 現代文明の力
・科学文明が発達し、経済力が上がった現代では、お釈迦様の説かれた仏教の教えだけで世界を導くことはできません。
・しかし、「仏教やキリスト教、ギリシャ哲学、儒教などの古典的教えは、人類の叡智であり、これを無視して人類が幸福になることもない」というのが私の考えです。
・そこで、「苦」「集」「滅」「道」の教えをひろげて「経済学の生まれ変わり、新しい経済学の創造」を考えたいと思います。
(プラトンは、代表的著作『国家』で、理想の国家を考えるために、理想の個人の資質を敷衍して考えました。)
4 新しい経済学の創造
・「苦」 ⇒ 現在、世界経済は危機の時代を迎えています。
・「集」 ⇒ 世界経済の危機の原因は、人びとのエゴと無知です。
「社会主義的思想 ⇒ 税金のバラマキ ⇒ AI主導のマネーゲームの世界 ⇒ 貧富の格差 ⇒ 大恐慌」の流れです。
(大恐慌はまだ起きていませんが、貧富の格差の拡大が大恐慌をもららすことはマルクス経済学でも説かれている内容ですし、仏教の縁起の理法からもわかる事実です。)
・「滅」 ー 智慧と愛のあるウィン―ウィンの世界が人類の理想です。
(これを新しい未来の創造計画で考えています。)
・「道」 ー 一人ひとりが反省をして弁証法的発展の世界を考えます。
(ほんらいの資本主義思想 ⇒ 切磋琢磨の自由競争とピラミッド型の安定構造 ⇒ 好不況の循環による発展)
・「Note未来創造大学」では、仏教思想と『成功哲学』の統合で新しい未来を創造します。
・次回から、「苦」・「集」・「滅」・「道」に関して、現在進行形の「新しい経済学の創造」の情報をお伝えしていきます。
