明日も私はここにいる。それだけで100点
NICUのガラス越しに、1000gの小さな次女を見つめていたあの夜。
妻と離れ、長女の手を握り二人で行ったあの買い物帰り。
私がたどり着いた答えは
ただ、ここにいること
サボる勇気なんて無い
「たまにはサボって休んでね」
人は無責任に言います。
でも、その言葉では救われませんよね?
サボれば、明日子どもに着せる服がなくなる。
サボれば、保育園に持っていく荷物が揃わない。
誰にも頼れない私たちにとって、
サボることは「後で自分が倍の苦労をする」ことでしかない。
「サボる勇気」なんて、そんな贅沢なもの、持てるはずがないんです。
本当に欲しかったのは、休む許可じゃない。
買い物袋を両手に下げて、
泣きじゃくる子どもの手を引いて、
スーパーの惣菜コーナーで立ち尽くしているとき。
ただその事実を認めてほしかった。
深夜の洗濯。脱水が終わるまでの、あの空白の時間。
「もし今、倒れたら、この子はどうなるんだろう」
という恐怖が背中をなぞります。
この「代わりがいない」という重圧は
経験した者にしかわからない。
完璧にこなそうとするのは
あなたが真面目だからじゃない。
自分が崩れたら、この子の世界が止まってしまう
その恐怖と戦うために鎧を着て
自分を必死に守っている。
洗濯物は山積みのままでいい。
お風呂に入れず、そのまま寝かせてしまったっていい。
それでも明日に悪いことは何も起こらない。
それは「手抜き」でも「サボり」でもありません。
「明日、またこの子の前にいるための選択」です。
明日の朝、保育園の玄関で
また誰かと自分を比べてしまうかもしれません。
でもね
連絡帳が殴り書きでも、
髪がボサボサでも
周りがきらきらしていても
あなたがそこにいること。
子どもの手を引いて、今日を始めようとしていること。
それだけで、あなたはもう
100点満点
今日も本当にお疲れ様でした。
今夜は、洗濯機を止めて、自分を一番に休ませてあげてください。
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