LPを直しても離脱率が下がらない、本当の理由
広告経由でLPに来てもらったのに、直帰率・離脱率が下がらない。この相談を受けると、多くの担当者はまず「LPの中身」を疑います。ファーストビューを変える、訴求コピーを見直す、表示速度を上げる。どれも正しい打ち手です。
ただ、僕がこれまで数多くのLINE公式アカウント運用の現場を見てきて感じるのは、LP改善には必ず「天井」があるということです。どれだけ磨き込んでも、そのページの中だけで離脱を100%防ぐことはできません。
LPの中で解決しようとするから苦しくなる
LPの直帰率が高いと、担当者はどうしてもLP単体の改善にエネルギーを注ぎます。もちろん、情報設計が悪い・読み込みが遅い・スマホで見づらいといった明確な問題があれば、まずそこを直すべきです。
ただ、それらを全部つぶしても離脱はゼロになりません。なぜなら、離脱の理由の多くは「今すぐ決めきれない」という、LPの外側にある心理だからです。
比較検討中で、他社のページも見てから決めたい
今は情報収集の段階で、購入・申込みの意思決定にはまだ早い
気になってはいるが、忙しくて後で見返すつもりで閉じた
これらは、どれだけコピーライティングを磨いても、その場では解決できません。LPの役割は「興味を持たせる」ところまでで、「今すぐ決めさせる」ところまで背負わせるのは、そもそも設計として無理があるんです。
「その場で決めさせる」から「後で戻ってきてもらう」へ
僕らがカリトルチャットの設計で重視しているのは、LP単体で完結させようとしないという発想です。
離脱しそうなタイミングでLINE公式アカウントへの導線を用意しておけば、「今は決めきれない」ユーザーとの接点を切らずに残せます。友だち追加さえしてもらえれば、その後のSTEP配信やセグメント配信で、比較検討期間中も接点を保ち続けられる。LPが一度きりの勝負ではなく、関係を継続させる入り口に変わります。
実際、カゴメ「健康直送便」の事例では、LINE経由の売上が2倍、友だち数も12万人増えるという結果につながりました。これはLPのコピーを変えたからではなく、LPで決めきれなかった層を取りこぼさない仕組みを作ったことが大きいと考えています。
まとめ
LPの直帰率・離脱率に悩んだら、まず「LPの中身」を疑うのは自然なことです。ただし、それだけで解決しようとすると、必ずどこかで頭打ちになります。
大事なのは、LPの改善と並行して、「その場で決めきれない人」をどう次の接点につなぐかを設計すること。この2つは対立するものではなく、両輪です。
僕らがカリトルチャットで提供しているのも、まさにこの「LPで終わらせない」ための仕組みです。気になる方はこちらもご覧ください。
