『対価をいただくということ』
小説をね、書き始めたんですよ。
以前『好きなものを書くべきなのか』という記事で軽くお話したと思うんですが、私はもともと小説を書くのが大好きで。
昔々、中学生の頃に小野不由美さんの“ゴーストハント“シリーズを読んでから、漠然と“私もこんなお話が書きたい“という夢に苛まれて早20年。
二次創作から三次創作、はてはオリジナルまで、ありとあらゆるジャンルを渡り歩いてきた私ですが、ここ数年は“書くこと“自体をお休みしていたこともあって、本当に久しぶりに小説を書き始めたんですね。
これがもう、若い時と違ってアイデアは枯渇しかけてるし、文章は上手く書けないし、語彙はあからさまに減っているし、下手したら“そもそも面白い話ってなんだろう“とまで考え始めちゃって、前途多難というかなんというか。
それでも脳をフル稼働させながら書いていた小説が1本出来上がったので、とある小説サイトに投稿してみたんです。
そこは投稿すると、読んでもらえた分、お気に入りをつけてもらえた分、まあ簡単に言うと支持された分だけ、インセンティブという名のお金が貰えるサイトなんですね。
アルファポリスって言うんですけど。
“小説家になろう“とかでもよかったんですが、
この“インセンティブ“制度っていうのは今の私にとってすごく魅力的でして、お金が欲しい云々以前に、明確な評価をもらえる、っていうのが良かったんですよね。
noteでも“スキ“の数やPV数、フォロー、フォロワーさんの人数とかで、それを自己に対する評価、として捉えることも出来るけど、noteでは交流もしているし、3ヶ月続けた今となっては、全くのアウェーな環境ってわけでもなくなってきて。
“文章を書く“ということに触れて、少しずつ以前の感覚を取り戻した今だからこそ、誰も自分のことを知らない環境で、まっさらな状態から自分の力を試してみたくなった。
そこで明確な結果が毎日反映される“インセンティブ制度“に目をつけたわけなんですよ。
これがまあ、難しい。
アルファポリスってランキングに載らないとすぐに作品が埋もれてしまうところがあって、まずそのランキングに載ることがもうクソ難しい。
一応初日で200位前後をウロウロするようにはなったから、ジャンルごとのランキングではそれなりの位置にはいるのだろうけど、誰もが見るであろう“HOTランキング“ってやつには全然手が届かないし、ランキングに載らなければ当然埋もれてしまって、誰にも見てもらえない。
それでもなんとか読んでもらえて、ありがたいことに“お気に入り“に登録してもらったりなんかして、自分が思っていたよりもちょっとだけ多く、インセンティブがついて。
私はこの小説で対価を、お金をいただくのか、と実感した時に、まず「怖いな」って思ってしまったんですよね。
対価を得るに相応しい小説なのか?って。
考えたら「どうなんだろう」って首を傾げたくなったというか。
自信がないとか駄作だと思ってるとか、そういうことじゃなくて、“これは本当に私が書きたかった話なのか?“って、疑問に思った。
私が書いているnoteの記事って、少なからず自分が納得した記事しか上げてないんですよ。
筆が乗らないとか、語彙力の問題で書ききれなかったことがあるとか、もっとこういう表現したらよかったとか悔いることはあるけど、それでも伝えたいこと、伝えたいことがなくても自分が今書きたかったことは書けた、と自分で納得したから、記事に上げてるんです。
だからもっと根本的なところで、
「これは思うことが書けてないな」って思った記事は容赦なくお蔵入りにするし、今日は書けないなと思ったら“つぶやき“で日記にしたりする。
私がnoteで有料記事を書かない理由もそのへんにあって、noteはあくまで自分にとって“書きたいものを書ける場所“であってほしいから、対価をいただくような行動は取りたくないというか。
その視点で考えた時に、この小説は純粋に私が書きたかった話なのか、よくわからなくなってきてしまった。
まあ、対価をいただくため(自分の実力がどの程度なのか知るため)に書いたんですから、別にそれはそれでいいのかもしれませんし、これも必要な葛藤なのかもしれませんが。
上手く言えないですけど、
対価を得るって、重いですよね。
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旦那(´・ω・`)のおかず🍖が1品増えるか、母(。・ω・。)のおやつ🍫がひとつ増えるか、嫁( ゚д゚)のプリン🍮が冷蔵庫に1個増えます。たぶん。