『思いがけずシャワーを頭からかぶるハメになった嫁に対する旦那の一言』
朝起きたら、まずシャワーを浴びる。
これが私の朝のルーティン。
熱いシャワーを全身に浴びて、寝ぼけてる頭をスッキリさせて。
「今日もやるだけやってやるか」とほんの少しだけやる気を充填する。
旦那は私と逆だ。
仕事で疲れた体を引きずって帰宅して、ちょっとだけぬるくしたシャワーを浴びながら、綺麗にその日の疲れと汚れを落としきる。
その間に夕飯の支度をして、旦那がお風呂から出てくる頃には夕飯の準備がテーブルの上に出来ている。
まあ、コレがいちばんの理想らしいのだが、残念ながら私も母も全員仕事をしている身。
そうは問屋が卸さない。
お風呂から出た後に大抵料理の手伝いに駆り出されて「(´・ω・`)炒め物したらせっかく洗った髪が汚れちゃう」だのなんだのブツクサ言いながらも、せせこましく動いている。
さて、そんな働き者の旦那であるが、彼がよく私に言うセリフがある。
「(`・ω・´)嫁は何に対しても大雑把すぎる」
例えば料理中に、切っていた野菜が床に落ちても“あとで拾えばいいや“と気にしないし、ゴミ箱に捨てようと投げたティッシュが的を外れても“あとで捨てればいい“から気にならない。
そんなテキトーな私の尻拭いをするのが旦那である。
私が切ってるうちに落とした人参を拾い、フライパンから飛び出した肉を拾い、「あ、ゴミ箱と間違えた」と私が旦那の部屋にわざと投げ入れたティッシュを拾う。(なんて酷い)
そして言うのだ。
「(`・ω・´)嫁はいつもだらしない!」と。
だが待って欲しい。
それを言うなら私にも言いたいことがある。
甲斐甲斐しく忙しなく、いつも私の後を追いかけて回る旦那こそ、実はいちばん大雑把でだらしがないのではないか?と、私は睨んでいる。
前にもどこかの記事でお話したが、我が家でもっとも汚いのは旦那の部屋だ。
部屋中に所狭しと楽器が並び、床にはケースに収まりきらなかったエフェクターが転がり、飲み終えたペットボトルは散乱し、脱ぎ散らかした服と洗濯して畳み終えた服が部屋の隅に積み重なっている。
ペットボトルは一応毎日捨てるからいいものの、旦那の部屋に一歩足を踏み入れれば、なぜか床に広がった使用前のパンツに足を取られ、訳の分からないエフェクターを踏んで悶絶する毎日。
え?洗濯したてのパンツならいいだろうって?
いや、違う、そうじゃない。
ちったぁ片付けろって言ってんだこの(自主規制)。
失礼。
何度か注意をしているのだが、一向に直らない。
最悪、楽器は我慢しよう。
部屋中を圧迫するとはいえ、一応彼らは各スタンドにキチンと立たされているわけだから、別に自動的に落ちてくるわけでもなし、まだ我慢出来る。
脱ぎ散らかした服も我慢しよう。
旦那は自称“綺麗好き“なので、脱ぎ散らかされているのは大体脱いだその日のみで、翌日には洗濯カゴの中に詰め込まれるわけだから、私が洗い立てのパンツを避けて歩けばいいだけだ。
だがせめてエフェクターはキチンとしまえ。
旦那の使うエフェクターは、よくわからない。
むしろエフェクターなのかどうかすらもよくわからない。
小さいものから大きいものまで、明らかにコレ、エフェクターじゃねえだろ、と思うやつまで、旦那は私に説明する時にまとめて「(`・ω・´)エフェクターだよ!」と説明するのでよくわからない。
私が唯一わかることは。
そいつらを踏むととてつもなく痛いということだけだ。
うん、機械だからね。
なんかとんがってたり、色々ボタンみたいなのとかツマミみたいなのついてるしね。
オマエ本当いい加減にしろよこの(自主規制)
失礼。
まあとにかく、私は旦那の部屋をみると、自分だけが常に“だらしない“と評されていることにとてつもなく疑問を感じるのである。
さて、話は変わるが、これは昨日のことだ。
朝、目を覚ました私は、普段通りシャワーを浴びようと風呂に向かった。
10月に入り、気温も少しずつ下がってきたのか、朝の脱衣所はほんのりと肌寒い。
寒いなぁ、と億劫な気持ちになりながら、服を脱いだらすぐに温かいシャワーを浴びようと、私は服を脱ぐ前に蛇口をひねってお湯を出しておくことにした。
最近の風呂場はどうか知らないが、築10数年が経った我が家の風呂は、蛇口をひねって、水からお湯に変わる時間がそこそこ長いのである。
寝巻きのまま風呂場に入り、おもむろに蛇口をひねる。
しゃわわわわーーー。
「つめてっえええええ!!!」
朝っぱらから、私の絶叫がこだました。
どうやら昨夜、旦那が風呂に入ったあと、シャワーから蛇口へと切替を戻さずに、そのまま放置したらしい。
旦那はそういうところが往々にしてある。
トイレの電気を消し忘れるとか、洗濯の時に洗剤を入れ忘れるとか、食器棚の扉が開けっ放しとか。
いちばんだらしないのは誰だよ!とプリプリ怒りながら、びしょぬれの寝巻きのまま、旦那の部屋に向かう。
惰眠を貪る旦那を見下ろし、
“オレサマ、コイツ、マルカジリ“と女神転生に出てくる悪魔のようなことを思いながら、「風呂の蛇口がシャワーになってたんだけど!」と声を荒げて叩き起こすと。
「( ˘ω˘ )zzz...よかったじゃん……」
「なにがだ!?」
「( ˘ω˘ )zzz...安全確認をおこたると、そういうことになるって、身をもってわかったでしょ……。
まったくもう嫁は大雑把なんだから……むにゃ」
「……ソウデスネ」
そうだな、確かに安全確認は大事だ。
なにかを始める時には、石橋を叩いて渡るくらいの慎重さをもって、ことに当たらねばならない。
そうか、旦那はそれを私に教えてくれたのか。
とでも言うと思ったのかこのスットコドッコイ。
なぜ自分の家で安全確認をしなきゃならんのか。
もちろんその後、私が、シャワーを蛇口に切り替えることなく、風呂を出たのは言うまでもない。
。゚(゚´Д`゚)゚。つめたいーー!(その夜、風呂から響く母の絶叫)
めちゃくちゃ怒られた。
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旦那(´・ω・`)のおかず🍖が1品増えるか、母(。・ω・。)のおやつ🍫がひとつ増えるか、嫁( ゚д゚)のプリン🍮が冷蔵庫に1個増えます。たぶん。