「挨拶を無視された日、あなたならどうしますか?」〜初任の先生方へ〜
「なぜ、あの子は挨拶を返してくれないのだろう……」
あなたが思い描く「学校」のイメージは、自分が通ってきた学校と教育実習をした学校くらいではないでしょうか。
しかし、当然ながらそれはごく一部にすぎません。
まずそこを押さえておく必要があります。
特に教職に就いている先生方は、これまで比較的勉強に前向きな生徒たちの中に身を置いてきた場合が多いでしょう。
実際の学校現場には、挨拶をしても返ってこない生徒がいます。教員の指示にまったく従わない生徒が一定数いる学校もあります。
そういった場面に直面したとき、特に若い教員ほど、それまでの価値観が根底から揺さぶられます。
そのときのあなたの「スタンス」が、教員としての大きな分岐点になります。
反応はおおよそ、3つに分かれます。
① 距離を置く
「この子たちは自分とは違う世界の人間だ。入学までにきちんと教育がなされてこなかった子どもたちだ。関わりは最小限にしておこう。」
② 正しい形に導く
「きちんと挨拶できないなら、理由はどうあれ、できるように教育しよう。それが私の役目だ。」
③ まず理解しようとする
「なぜ無視したり、反抗的な態度をとるのだろう。何か理由があるのかもしれない。もしかしたら、今まで誰にもちゃんと向き合ってもらえなかっただけなのかも。まずは、この子のことを知ろう。」
さて、あなたはどのスタンスで生徒たちと関わっていきますか?
ちなみに私は、最初は②から入り、気づけば③へとシフトしていました。
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