ぬり絵も絵画もオラクルカードも、自分を通して見るものだから
前回の投稿でご紹介しました、書きのたねさんの「スピリチュアル・ミーティング」。
Amazonでだいぶレビューが入ってきてますので、興味を持たれた方は参考になるかもしれません。99円は今のうちですよー。
内容についてあまり書きませんでしたが、
物語は、あるお店に勤める28歳のミオの気づきと変化を軸に、
「店長」や他のスタッフとのやり取りの中進んでいきます。
ダメンズに引っかかったり、職場の人間関係でいろいろあったり、
実話なだけに、けっこうリアルさがあります。
私は、小売店で働いたのは学生の時のコンビニや蕎麦屋しかなくて。
あ、大手スーパーも少しあったかな。
お店で働いている方には、職場の状況が想像しやすいのかもしれません。
とはいえ、お話を脳内で映像化するのは得意なほうなので、
読みながら映像が見えている私でした。
*
で、この映像化(視覚化)、ビジュアライゼーションや
想像を広げていくことって、
得意な人と不得意な人がいると思います。
「スピリチュアル・ミーティング」のなかで、「そうそう」と共感した箇所がありました。
ミーティングでリーディングに参加していたスタッフは「感じたことって、例えばどういうことを言えばいいんですか?」と、とんちんかんなことを尋ねる者もいたり「コワい絵柄だなってだけです」と、想像力が広げられない者もいた。
というところ。
ぬり絵やパステルアートを通して、気分転換レベルのアートセラピーのワークショップを開催していたときのこと。
ぬり絵をしていただくと、現実的な情景しか浮かばず、想像が広がっていかない人がいると知りました。
見出し写真に写っているのは、アートセラピーにつかうぬり絵です。

十数年前に「色彩学校」(色彩心理とアートセラピーのスクール)というところに通っていました。
ぬり絵は、ハート&カラーという「色彩学校」を主宰している会社が出しているもので、こういったぬり絵を使って自己探求をしたり、
公共施設で気軽なアートセラピーのワークショップを開いて、気分転換レベルのワークをしてもらっていました。
このぬり絵の絵柄は気にいっていて、
左は2009年の元旦、右は同じ年の7月に私が塗りました。
塗りながら、自分はいまどのあたりにいるか、どんな気持ちがするか等、できあがったものを見ながら、自分で感じることをメモしたり、
ワークショップであれば、みんなの前でシェアしたりします。
たとえば右の絵ですが、
「下の家から出発して、今は上から3つめあたりにいる」とか
「出てきた家をまだ気にしている」とか
「道=シルバー=誰にも侵されることのない、かべで防御する必要のない、自分の神聖な道」
なんてことがメモしてあります。
面白いのは、同じぬり絵でも塗り方が人によってまったく違います。
これをワークショップで使用することによって、
さまざまなぬり方を目にすることになるのですが
夜の風景にした人がいたのにはほんとにビックリでした。
私には、夜にするという発想がなかったのです。
また、いろんな色を使って、どんどん幻想的に仕上げていく人もいれば
「この前旅行に行った場所の再現」で終わってしまう人もいます。
現実的な風景に仕上げる人に対して
いろいろと感情的なことも聞いてみるのですが、
「この前いった、あそこです」
で終わってしまって、心理面をうまく引き出すことができなくて、難しいと感じたのでした。
現実的な情景しか浮かばない場合、
この3次元のマトリックスにハマりすぎているのだろうか・・・
と思ったりもするのですが、
私もそれほど長くワークショップを続けていたわけではないので、
よく把握できませんでした。
でも、今こうして書いていると、気になるなぁ・・・
*
「色彩学校」に通っていたころ、「自分がなにを感じているのかわからない」という人がいる、と知りました。それも、特に男性が多いということを。
組織に自分を合わせていくことが多いからでしょうか、
自分の感情をいちいち感じ取っていたら、企業のなかではやってられなくなりますよね。
感覚を押し殺して従っていくと、自分が何を感じているのかわからなくなるのだと思います。
これは女性も同じですけれど、
「色彩学校」に通っていた十数年前は、いまよりもっと男性のほうが窮屈だったのかな?
女性のほうが心理的なこと、スピリチュアルなことにも興味があり
自分と向き合うということをしていたり、
感じることに敏感ではあるのでしょうね。
*
また、有名な絵画を画家の心理面から読み解く
ということも授業でやりました。
わかりやすいところでいうと、ピカソの青の時代、バラ色の時代・・などです。
また、マリー・ローランサンのグレイっぽい色調だとか、
パウル・クレーのざらざらした塗り方と皮膚病の関係だとか、
いろいろと面白い話がありましたね。
*
オラクルカードでなくとも、
目の前の絵画がどう見えるかで、自己対話ができるかもしれません。
最初に解説を読んでしまうと、左脳が動いてしまって難しいかもしれないけれど。
例えば、ずいぶん前に展覧会でみた、小野竹喬の絵です。

この女性、身体の向きとちがう方向を向いています。
これからどちらに進むのか、何を考えているのか
自分でお話をつけてみるのも、面白いなと以前から思っているのです。
どんな状況に見えるかは、自分を反映してしまうので
気になるかたは、やってみてね。
私は・・・これからどうしようか、ボーゼンとしているかもしれません(おーい、だいじょうぶかー?!)
いや、もしくは、
なにかインスピレーションがくるのを、ひたすら待っているのかもしれません。
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書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。チップは自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。