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読書🟢見えない人間/ラルフ・エリスン

書評
本日3月1日は米国人作家ラルフ・エリスンが生まれた日に当たる。その知名度はわが国では全然高くないが、彼の代表作『見えない人間』は米国では黒人文学の傑作長編で知られている。人種差別問題を抜きにしても一人称形式で進行するストーリーは魅力的で不朽の名作とうなずける出来だった。印象的なものとしては第22章のブラザー・ジャックの義眼だ。ジャックの過去にすさまじい何があったのだろうか?作中でそのことには一切触れられていないが、人種差別問題の厳しさと難しさをひしと感じた。

物語の前半はこんな感じだ。黒人の僕は高校の成績が優秀であることから奨学金を受け取り南部の州立大学に入学する。大学3年のとき北部出身の白人の有力者を車で大学付近を案内するが、うっかりと奴隷地区に迷い込む。白人の有力者は立て続けに黒人特有の騒動に巻き込まれて気絶してしまう。僕は北部の白人に南部の黒人の恥部を見せたと咎められ退学処分となる。






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