賑わうクリスマスマーケット🎄②世界遺産の街レーゲンスブルク🏰『ロマンチック・クリスマスマーケット』
【はじめに🎄有名なクリスマスマーケットのご紹介】
《シュトゥットガルト、ドレスデン、ニュルンベルク》この三つの街で開催されるものが、ドイツの三大クリスマスマーケットと呼ばれる。
他のどんな街でもクリスマスマーケットは開催されるが、この三つの街は規模が違う。
いずれも開催されている広場が大変広く、1箇所にギュッとまとまっている為に、観光しやすい。
特設の建物もツリーも大掛かりで、店が多く、買い物や見物で一周するのが大変な程。店だけではなく、イベントが開催されたり、遊園地が設置されるところもある。
長い冬、寒さの厳しいこの時期、暖かな光に包まれた賑やかで楽しいマーケットは、皆の楽しみの中心地となる。
✨🎄【ドレスデン】🎄✨














ドレスデンから南に50キロほどのエルツ山岳地帯にある「木のおもちゃの村」と呼ばれるザイフェン。
この可愛らしい人形はドイツ各地で販売されているが、ザイフェンに近いドレスデンはお膝元である。専門店もあり素晴らしい品揃えだ。
ザイフェンには150もの工房があり、村の人口の約3分の2がおもちゃ関係の職につくという。
ヴェント&キューンの天使の楽団は、様々なタイプが作られており、丸っこい小さい天使の楽団は、Vの憧れの一つだ。
街の店で見かける度に、ショーウィンドウに張り付いて、
「今日こそまとめ買いする!」
と叫んでいる。いつもOはだいぶ先を歩いていて聞いていない。






ドレスデンのマーケットは規模が大きく、ここに集約されている為、遊園地🎡を含めた全体が一望できるという楽しみがある。
店の種類も多く、通路を抜けることが難しいほどの大変な賑わい。
こうした特設の建物や屋台の一つ一つが美しく、販売されている品々は凝った上質なものが多く、他のマーケットのワンランク上をいく。Vのお気に入りのマーケットだ。
そしてもう一つ、ドレスデンは旧市街にある旧市庁舎の中庭で中世風のマーケットも開催している。こちらはしっとりと落ち着きのある雰囲気だ。
入場料を払って中庭に入ると、そこは中世の世界。屋台そのものも当時らしい素朴な建物になっている。









販売されるのは中世から使われていた道具類、毛織物、銅版画、アンティーク小物などが中心。飲み物や食べ物も、当時から伝わる素朴な味わいのものだ。
現代のマーケットと、こうした中世風のマーケットを少し離れた場所で行うところが各地にある。
またそれらを分けずに、同じ会場で混じり合って店が並ぶところもある。
✨🎄【ローテンブルク】🎄✨
一年中、クリスマスを楽しめる世界遺産の街、ローテンブルク。
市庁舎前のマーケットと、そのすぐ近くにあるクリスマス用品の有名店ケーテ・ウォルハルトを中心に、大勢の観光客が集まる。

実は黄色の建物は中華料理店



混み合って、店の前の車の全体像がいつも撮れない





可愛らしく美しい仕上がりのオーナメント。精巧すぎて、値段の高さも頷ける。


ローテンブルクは街全体、どこを撮っても美しい。いつでも中世の時代とクリスマスの楽しさを感じられるこの街が、Vは大好きだ。
✨🎄【アウグスブルク】🎄✨


Vはこれまでに、三大マーケットを含め、各地のマーケットに出かけた。Vも夫のOもクリスマスマーケットが大好きなのだ。
同じドイツ国内といっても、街によって、売られている製品にはかなり違いがある。
キリスト生誕にちなんだ木彫りの人形も数多く、工房によってバラエティに富んでいる。
ドイツでは木工製品や錫の製品、レースなどの手工芸品が一般的とはいえ、その街周辺の伝統文化が色濃く見えてくる。
屋台の食べ物は、似ているようでいて各地あれこれ違う。寒さも差がある為、売られているニット帽やストールの傾向にも違いがある。
どの街のマーケットも魅力的だ。小さい街の、小さい教会前広場のマーケットもまた温かみがあり、情緒に溢れている。
✨🎄✨🎅✨🎄✨
🎄✨👑【世界遺産の街レーゲンスブルク】👑✨🎄
世界遺産に登録されている街の多くは、二度の世界大戦の戦火を免れ、中世の街並みを今に留めている。
レーゲンスブルクもその一つで、街は2000年という長い歴史を持つ。
古代ローマ時代から交通の要所として栄え、更に中世の時代には交易で繁栄した街であり、そうした歴史を物語る建築物が数多く現存している。
特にこの街のクリスマスマーケットは、広大な敷地と500もの部屋がある、トゥルン・ウント・タクシス家の城の庭で開催されることで良く知られている。
大掛かりな他の街のマーケットとは趣が異なる。美しい城の前庭や中庭に自然に溶け込む店の様子は、情緒豊かで、世界一美しいクリスマスマーケットとも言われている。
タクシス家は、ヨーロッパ各地を結ぶ郵便システムを確立・発展させ巨万の富を得た、世界的にも有名な貴族である。中庭を取り囲む城の部屋数に圧倒される。
城には現在も伯爵家が暮らしており、ガイドツアーでのみ内部の一部を見学できる。そんな城の敷地内に、クリスマスマーケットでは誰でも入れるのだ。
*入場料1人14€、手荷物検査あり。
有料のマーケットは客層が良いので安心。
①で郵便局のことに触れたのは、実はこの郵便システムを構築したタクシス家のことを思い浮かべていたからである。
だいぶ落差のある話ではあるものの、郵便繋がりということで。





街のメインストリートから歩いて7〜8分。城に到着










































このマーケットの良いところは、城をゆったり眺められる中庭で、こうした薪で火が焚かれ、暖を取れる場所が数箇所設けられていることだ。刺すような寒さの中、薪の火🔥は柔らかく暖かい。
座って火を囲める場所もあり、他の街の混み合ったマーケットとはまた一味違う、穏やかな時間と心地良さがある。






















以下パンフレットより





このマーケットも、ライトアップされて美しい夜の方が混み合うようだ。今度は城の見学に来よう。
城でのクリスマスマーケットをゆったり楽しんで、駐車場まで歩いて戻る。寒さが厳しく、お茶を飲んで暖まってから帰ろうとカフェに寄る。
寒い時期はカフェやレストランなどは、入口に風や寒さ避けの厚手のカーテンが付けられる。
カーテンを開けると、小さなカフェは、地元の人でいっぱい。新聞を読みながら、店に流れる音楽に合わせて鼻歌を歌うお爺さん。友人同士の3組、皆顔見知りらしく声を掛け合っている。
暖かい店内で飲むホットチョコレートは、心地よく身体を緩めていく。
隣の一人で座っていた若い女の子のところに、待ち合わせしていたらしい女の子が息を切らしてやって来た。20代初めくらいだろうか。
真っ赤な頰をした彼女が、帽子を脱ぎ、分厚いダウンを脱ぐと、その下はキャミソール一枚のみ‥‥胸元と肩が丸出し。いいけど寒くないの?!
いくらぶ厚いダウンを着ていたといっても、外は刺すような寒さなのに。本当に本当に寒いのに🥶
Vといえば、極暖ヒートテック、カシミアセーター&カーディガン、ダウンベスト(お、コートの下は全部UNIQLOだ)、分厚いダウンの下にこれだけ着ていても、寒かったのに💦
「‥‥若さって凄い‥‥」
家に向かう車の中で、VもOも何度も口にしたのだった。
Frohe Weihnachten und ein gutes neues Jahr!
メリークリスマス🎄✨🎁✨🎅
そして良いお年をお迎えください!
—了—
【あとがき】
各地のクリスマスマーケットをお届けしてみました。キリがないので幾つかの街だけで。
Vの住む街のマーケットの様子は、①である程度ご紹介したものの、街の名前をここに書けない為、内容が雑駁になってしまっていることをお許し願いたいと存じます。
我が街のマーケットにも関わらず、周囲の美しい歴史的建造物が写り込んだ写真を使えない為、V自身も歯痒いところです。
その為、写真も街のビルが背景に写っている通りの店ばかり載せています。
我が街は、街の中心部にメインのマーケットが集まっていますが、有名な三大マーケットと違って、すべてそこに集約できる大きさの広場ではない為、何ヶ所かの広場に分かれており、それぞれが特徴的な歴史的建造物の前、城、その中庭で催されています。
ということで、そちらも写真が使えず‥‥
本来はここでご披露したいところですが、いつかVが日本に帰国した後、改めて記事にしたいと考えております。
