馬肉に恋して。五戸『ミートプラザ尾形』日記
肉を煮る湯気に誘われて
五戸町の住宅街に、静かに佇む『ミートプラザ尾形』。
風情ある外観の一角には、肉好きを虜にする世界が待っている。
初めて訪れた日は、蒸し暑い昼下がり。
でも、店内はどこか落ち着いた雰囲気で、
まるで肉の楽園に足を踏み入れたような錯覚に陥った。

まずは、あったか鍋から。
運ばれてきた鉄鍋の中には、馬肉、キャベツ、豆腐、しらたき。
じゅわっと煮立つ音に、五感がぐっと引き寄せられる。
見た目はすき焼き風。でも、甘すぎず、野菜のうま味が溶け出している。
ご飯が欲しくなる一品。

馬刺しは、ふたつの顔を持つ
次に登場したのは馬刺し。
軽く炙ったタタキ風と、鮮やかな赤身のハツ。
同じ馬肉でも、印象がまったく違う。
口に入れた瞬間のとろけ具合。
それでいて、脂っこさは感じない。


寿司で仕上げる、肉のコース
締めには馬肉寿司。にぎりと細巻き。
しょうがとねぎのアクセントが効いていて、飽きが来ない。
肉を“握る”という贅沢。
これが五戸スタイルなのかもしれない。


肉がつなぐ、記憶と町
お腹が満ちるだけじゃない。
このお店には「ごちそう」と呼びたくなる温度がある。
五戸町という場所で、
肉と出会い、語り、忘れられない時間を過ごした気がした。
【店舗情報】

店名:ミートプラザ尾形
住所:青森県三戸郡五戸町博労町18−1
営業時間:8:30〜21:00
駐車場:あり
