世界一周特典航空券を使って旅してみた話⑨ベレン地区観光(Lisboaカード利用)
※このシリーズについて
ANA世界一周特典航空券を使った旅の記録を、準備からフライト、各都市まで順番に書いています。
前回の記事はこちら↓
Lisboaカードとは?

リスボンを観光するならLisboaカードが便利です。
市内の公共交通機関の乗り放題と、主要観光施設への無料入場・割引がセットになったカードで、24・48・72時間券の3種類あります。
Webサイトで予約し、発行されたQRコードを観光案内所で提示して実際のカードに引き換えます。
Lisboaカード、まさかの引き換えできず
ということで、観光案内所のある駅へ向かうと、9時オープンのはずが閉まったまま。
周りには同じように困っている人がちらほらいました。
10時近くまで待っても開く気配がありません。
「もしかしてストライキ?」
前日にはデモ行進を見かけたし、今朝は宿の前の通りをトラムが1台も通っていませんでした。
ストならそれで仕方ないけど、せめて張り紙くらいしてほしい…。
言葉も不自由な中で情報が得られないのは、やっぱり不便だと感じました。
日本だったら、理由を書いた張り紙くらいしてくれるはず。
こういうことも海外に来たと実感する出来事の一つです。
観光案内所はリスボン市内に複数箇所あるので、1か所がダメでも諦めずに探してみてください。
ベレンへ(電車移動)
カードの引き換えは諦めて、そのままベレンへ向かうことにしました。
バスを待っていると、警備の人が「バスは来ないから電車で行け」と教えてくれました。
券売機はタッチパネル式でそこまで難しくはないけど、ちょっと緊張。
でも電車に乗れる機会ができてラッキーでした。
電車を見てびっくり!車体全体が落書きだらけ。
車両の連結部分の底と側面の間は地面が丸見えで、物とかよく落ちそう。
これで大丈夫なの?と思いつつも15分ほどでベレンに到着。

駅前では大規模なマラソン大会が開催されていました。

バスはストではなくマラソンで運休していたのかも?
実際のところはわからないままです。
パスティシュ・デ・ベレン
朝食がまだだったので、エッグタルトの有名店「パスティシュ・デ・ベレン」へ。
10時過ぎたばかりなのにもう行列ができています。
店内のアズレージョの青がとてもきれい。

エッグタルトとカフェラテを注文しました。
ホットのカフェラテがガラスのカップで出てくるとおしゃれな感じがしますよね。
外側はサックサク!
パイ生地を齧ったときの音はCMで使われそうなくらい。
真ん中はトロトロのプリンみたいで、甘すぎなくてとっても美味しい。

今まで食べた中でダントツで1番美味しいエッグタルトでした。
正直、ここまで美味しいとは思っていなかったので驚きつつ、
一口ごとに幸せを噛み締めました。
お土産用にも売っているので帰国が近い人はぜひ!
私の旅はまだ2週間以上続くので断念しましたが、本当におすすめです。
⚠️ここで注意点
持ち帰り専用とレストラン用で入口が2つに分かれています。
レストランはジェロニモス修道院側に進んだところにあります。
私は最初、持ち帰り側に入ってしまい、奥の席に行ったら「レストラン利用者のみ」と言われました。
気に入りすぎて、遅めのランチでも再訪。
今度はレストラン利用で入りました。
エッグタルトとサーモンチーズサンドを注文。

サンドイッチが思った以上に大きく、友人と半分ずつでちょうどよかったです。
リーズナブルなのに何を食べても美味しくて、満足度の高いお店でした。
ヴァスコ・ダ・ガマ庭園と観光案内所
世界遺産が近くにあるのだから、きっと観光案内所があるはず!と思い調べるとヴァスコ・ダ・ガマ庭園内にありました。
デモで閉まっているかもと思いつつ行ってみると開いていて、無事にLisboaカードに引き換えできました。
ヴァスコ・ダ・ガマ庭園は大きな公園で、のんびり過ごすのに良さそうな場所でした。
発見のモニュメント

ヴァスコ・ダ・ガマ庭園を通って発見のモニュメントへ。
大航海時代の記念碑で、エンリケ航海王子、ヴァスコ・ダ・ガマ、マゼランなど歴史の授業で聞いたことのある人物が彫刻されています。

上に登ると景色がきれいで、地下にはポルトガルの海洋進出に関する展示もあり、思った以上に楽しめました。
ベレンの塔

発見のモニュメントから海辺の遊歩道を歩いてベレンの塔へ。
大航海時代の要塞で世界遺産です。
ただ現在は改修工事中で中には入れず、外から写真を撮るだけになってしまいました。
訪問前に工事状況を確認しておくのがおすすめです。
ジェロニモス修道院
大航海時代の繁栄を象徴する世界遺産です。
ロープや貝、船などのモチーフを使ったマヌエル様式の装飾が特徴的。

最初は装飾すごいなと思ったけど、モチーフを知って納得しました。
回廊のアーチが美しくて何枚も写真を撮ってしまいました。

Lisboaカードのおかげで優先入場できました。
カードがない場合は事前にチケットを用意しておいたほうがいいです。
併設のサンタ・マリア・デ・ベレン教会もおすすめです。

外観や扉の装飾が圧巻で、ヴァスコ・ダ・ガマなど歴史的偉人の棺もあります。
修道院より落ち着いて見学できますよ。
余談ですが、顔だけの絵や彫刻が多いことが気になりました。
天使の顔だけのやつ、ちょっと怖くないですか?(笑)

他のヨーロッパの国を旅行した時は気にならなかったのに、ポルトガル中でこの顔が目につくようになり、不気味だなと思い続けました(笑)
王立宝物博物館

ポルトガル王室の王冠・宝石・儀式用具などを集めた博物館です。
入口のセキュリティチェックが飛行機に乗るときのように厳しいです。
手荷物はロッカーに預けることになるので、荷物は少なめにしておくとスムーズです。
それだけ貴重なものが展示されているんだなとワクワクしました。
外観も内装もスタイリッシュで新しい建物のようです。

展示されているジュエリーはあまりの大きさと輝きにレプリカじゃないかと思うくらい(笑)

昨年行ったウィーンと比べるとデザインのセンスに素朴さを感じてしまいましたが、日本との交易の展示もあって大航海時代の繁栄を感じられる内容でした。
アジュダ宮殿

王立宝物博物館の中庭を通ったときにたまたま入口を発見。
Lisboaカードで入れると分かり急遽入りました。
ここが今回一番面白かったです。
王家の寝室など私的な生活空間や当時の家具・食器など、リアルな暮らしが感じられます。
謁見の間や晩餐会の大広間、豪華なシャンデリアなど目の保養になるものがたくさんありました。



銀食器類のところに展示されていたこのおじさん、何に使う物か分かる人いたら教えてほしいです(笑)
何も知らずに入った所がこんなに見どころがあるとは!
事前に宮殿だと知っておきたかったです。
ベレン観光まとめ
王立博物館とアジュダ宮殿はジェロニモス修道院から歩ける距離ですが、ずっと上り坂なのでバスがおすすめです。
残念だったのが海洋博物館に行き損ねたこと。
マラソン大会のゴールになっていてものすごい人で、近づく気になりませんでした。
馬車博物館なんてものもあると後で知りました。ちょっと面白そう。
ベレンは世界遺産のメジャーなスポットからマニアックな博物館まで見どころ満載です。
一日ではとても回りきれないので、優先順位をつけて観光するのがおすすめ。
Lisboaカードがあれば優先入場もできてかなりお得ですよ。
次回はリスボン市内の観光へ続きます。
