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shizuku_compass
あふれ出た想いの一滴。
あふれ出た想いからこぼれた
一滴は、ほほを伝いながら
しずかに冷たい青へと色を変えていく
それは、指先で触れると
一瞬で壊れてしまうような
光を透かすガラス細工のようだった
あたたかなぬくもりを
そっと手放しながら、
流れるままに…こぼれ落ちていく
心の奥に閉じ込められなくなった
きもちが、なみだという形になり
ただ…伝っていく
肌を伝うそのわずかな震えの
感覚だけが…
今、生きている
冷えていくなみだとは反対に、
胸の鼓動はしずかに響いている…
