いっぽひとさんの作画依頼
瓶の中🫙
波打ち際に立つたびに、
あの日のことを思い出す。
砂浜に一人きりで立っていたのは、
六月の終わりだった。
梅雨の晴れ間に、
海は静かに光っていた。
手の中には、古いワインの空き瓶。
その中には、丁寧に丸めた一枚の便箋が
入っていた。
描いたのは誰かへの手紙だった。
名前も知らない、顔も見たことのない、
どこかの誰かへ。
🌊 🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊
瓶を拾ったのは偶然だった。
波が引いたあと、濡れた砂の上にぽつんと転がっていて、まるで「見つけて」と言われたような気がした。
指先で砂を払うと、瓶の中の便箋が、かすかに揺れた。
海風に吹かれながら、
私はしばらくその瓶を見つめていた。
開けるべきか、開けずにおくべきか。
知らない誰かの言葉に触れることは、
少しだけ怖かった。
けれど、
あの日の私は、きっと誰かの言葉を
必要としていたのだと思う。
だからそっと栓を抜いた。
海の匂いがふわりと広がり、
便箋が光の中にほどけていった。
🌫️ うす浅葱色の世界へ続く、静かな一歩
その瞬間、
胸の奥にあった棘が、
ほんの少しだけ動いた気がした。
魂が抜けたわけではない。
でも、固く閉じていた扉の蝶番が、
きしりと音を立てたような、
そんな微かな変化だった。
風が吹くたび、
世界は浅葱色に揺れ、
波のきらめきが、
「もう大丈夫だよ」と囁くように光った。
私は瓶の中の便箋をそっと取り出し、
浅葱色の空の下で広げた。
紙の上の文字は、
光に透けて淡く揺れながら、
まるで次の扉へ導く道標のように 見えた。
✒️ 軽い締めの一行
浅葱色の風が頬をかすめた。
それだけで、少しだけ前に進める気がした。
https://claude.ai/public/artifacts/80bdcf77-3d6d-4c13-b920-41eadf00120b
naruが望んだ“うす浅葱色の世界観”は、
痛みを否定しないまま、
その先にある静かな光へとつながっていく色。
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チップ挙げないと?
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