5分でユナイテッド株式会社の企業財務分析評価
挨拶
このページをご覧になってくれている方ありがとうございます。改めましてコブータと申します。私は米国公認会計士や簿記2級の学習を通じて会計のマニアになりました。企業の財務分析を行うことで皆様の投資判断の材料にしたり、就職、転職の企業分析にお役立ちいだだければと思います。今回はユナイテッドについて解説していきます!高配当株としてランキングに載っていますが、その実情を分析していきます。分析をしてほしい企業があったらコメント等に残してくれると嬉しいです!
企業概要
ユナイテッドは日本のインターネット事業分野において新規事業を企画・育成する新業態に挑戦するため、1998年にネットエイジとして設立しています。その後2006年にマザーズ市場に上場し、2012年に現在のユナイテッドの商号になっています。決算月は3月です。
事業内容
ユナイテッドの事業は下記の4個の事業に分けられています。
投資事業
教育事業
人材マッチング事業
アドテク・コンテンツ事業
インターネット関連の企業として始まっただけあり、今どきな事業を手掛けています。
投資事業はスタートアップへの投資やファンドの運営
教育事業はオンラインプログラム事業
人材マッチング事業ではマッチングや採用支援、人材紹介も行っています
アドテク・コンテンツ事業は広告主、代理店に対して広告配信、管理のプラットフォームを提供しているようです。教育事業と人材マッチング事業はかなり親和性が高そうです。
人員について
ユナイテッドの従業員数内訳は下記の通りです。
従業員数280人の会社です。一番従業員が多いのはアドテク・コンテンツ事業です。人の多さで測るのであれば、ユナイテッドは広告系ビジネスに力を入れているということになりますが実際はどうでしょうか?

働きやすさについて
現在注目されている働きやすさですが、ユナイテッドの有価証券報告書には記載はありませんでした。あまり大きい会社ではないので記載の必要がないのだと推測できます。
ユナイテッドの収益構成
ユナイテッドの収益は約120億円です。その内半分以上の約60億円の収益を投資事業で上げています。ユナイテッドはスタートアップの中でも、シーズ/アーリーと呼ばれる特に若い企業に投資を行うことで収益を上げています。その次に約3割の収益をアドテク・コンテンツ事業で稼いでいます。人材リソースを配分している分、収益をしっかりと上げることができています。
2022年度と比較すると売上は約5%減少しています。過去5年を振り返るとコロナ禍に売上が減少しそこから少し低迷し続けている印象です。
その大きな要因はコンテンツ事業の縮小です。スマホ向けアプリやデジタルコンテンツの企画・運営による売上がコロナ以降半減してしまいました。ですがこれはコロナの影響ではなく、今まで赤字続きだったコンテンツ事業を整理したことで売上が下がってしまいました。不採算部門の整理なのでそこまで印象は悪くありません。

営業利益と当期純利益
収益が増加しているのも重要ですが、営業利益と当期純利益についても無視することはできません。
ユナイテッドの営業利益率は約38%です。サービス業であってもここまで利益率が高ければ文句ありません。特に売上総利益率は64%とかなり高いです。利益率が高いのはインターネット関連企業の特徴でもありますが、しっかりと利益を出すことが出来ています。
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