チェンマイの小さな街角で|「常連さん」が「My friend」へ変わった日
いつものセブンイレブンで、
白いドレスの彼女と待ち合わせます。
ほんの半年前、
ほんのりと温かいお弁当を手に取った、
あの日を思い出します。
たどたどしい言葉の代わりに、毎日注文した日々
チェンマイに来て1ヶ月、
新しい住処を見つけました。
もの珍しく周辺を探索すると、
黒いエプロンと赤い三角巾で身支度した、
お弁当屋さんを見かけました。
移動販売のお弁当屋さん、
明るい笑顔でこちらへ微笑みかけます。
ゆっくりとした英語、
慣れない異国の地にいながら、
なぜか安心できるのです。
初めて食べるタイ料理のお弁当、
辛さの中に、
懐かしさを感じたのでした。
気が付くと、
私は毎日のように注文をするようになっていました。
どうしても欲しかったQRコード
最初はいつものセブンイレブンの前に向かい、
タイバーツを握りしめながら通っていました。
とある日、
彼女からLINEグループの存在を教えてもらいます。
この連絡先へ注文すると、
住んでいるコンドミニアムのデリバリー置き場へ届けてくれるシステムです。
支払いはQRコード決済、
でもその頃の私は現金のみ。
それでも『手渡しの時に支払ってくれたらいいよ』と、
私に説明してくれました。
そこから、
どうにかQRコードを手に入れられないかと、
必死で奮闘します。
ある日、
彼女の元へ行き、
得意げにQRコードの画面を見せる私がいたのでした。
思いがけない招待状と、国境を越えた手料理の味

カオ・ラート・ムーサムシャン・パット・プリックキーヌー・スアン
豚バラ肉とスアン種生唐辛子(プリックキーヌー)炒め掛けごはん
7月、
私は日本へ一時帰国することにしました。
彼女へLINEで伝えると、
「本当に寂しい、あなたはたくさんお弁当を買ってくれた。」
と残念に思ってくれました。
どうも文章の感じからすると、
この土地を離れると勘違いしたみたい・・・
その誤解を解くべく、
しばらくしたらまた戻ってくることを書き込みます。
彼女からの返信は、
好きなタイ料理のクッキング教室と夕食へのご招待。
本当にびっくりしました。
地元の家庭を訪れて、
生活を垣間見られる経験。
それは、
心から私が望んでいたことでした。
移住の豊かさとは、
お金や便利な環境ではなく、
誰かの日常の中に自分の居場所を見つけることなのかもしれません。
そして今、
材料を買いに、
彼女と待ち合わせをしました。
今日は友人として、
「My friend」と言う響きの余韻を楽しみながら。
言葉が通じなくても心が通う瞬間を、
これからも大切に重ねていきたいと思います。
これからも、
移住生活のリアルを書いていこうと思います。
ちなみに
「チェンマイ移住6ヶ月目の生活費|約13.4万円と帰国準備の出費」
を、ブログに詳しくまとめました。
タイ移住や旅行を考えている方の、
具体的なヒントになれば嬉しいです。
今後も、
50代看護師・アロマセラピストが送るチェンマイ移住生活のリアルを発信していきます。
「また明日も、この人の言葉に触れたいな」と思ってくださった方は、
ぜひフォローで繋がっていただけると大きな励みになります。
