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朗読 | 地球の氣持ち 二篇(くりすたるるさんの作品)

先日、くりすたるるさんのこちらの詩に出会った瞬間思わず声にだして
読み始めていました。

るるさんの許諾を得て読ませていただきました。

地球の朝

ねえ、知ってる?
「わたしの朝」のこと。
わたしがいったいどんなふうに
朝を迎えるのか。

わたしは地球。
まあるい地球。
だから、
こっちで朝がくれば、
あっちでは日が沈み、
こっちの国のてっぺんに太陽が昇れば、
あっちの国では星空の下に寝息が響く。

すべての時間は
いつだって
いつだって
わたしとともにある。
だって、わたしは地球だから。
まあるいまあるい地球だから。

ときどきね、
「ああ、ただ朝を味わいたいなあ!」って
思うことがあるの。
そんなときには、
「かしてね」って
お願いをする。

あなたの目をかしてね。
あなたの耳をかしてね。
あなたの心を、
しばらくかしてね……って。

いいよっていってくれる
やさしい人はちゃあんといて、
ときどきわたしは
そんなやさしい人と一緒に
「ただの朝」を楽しむの。

夜明けとともにわきあがる
小鳥たちのさえずりに
心をちりちりふるわせて、

生まれたての日差しで、
まぶたをそっとあたためる。

朝露のにおいのする空氣を、
のどに流し込むみたいに
ごくごく飲んで、

「なんて素敵な朝!」
あふれそうになる
胸の想いを、
両手でそっと抱きしめる。

そうして、
ちゃんと想いを抱きしめたまま、
わたしはまあるい地球に帰る。
そこでは、
全部の時間が
いっぺんに流れてるけど、
わたしはちゃあんと
「ただの朝」を知っている。
「ただの朝」の
色を、音を、
それからにおいを知っている。

いつか、
やさしいあなたにも
お願いにいくかもしれない。
ちょっとだけ、
あなたをかしてね……って。

そうしたら、ただ一緒に、
金色の雲を眺めさせてね。
小鳥たちのさえずる声をきかせてね。
美味しい空氣を
ごくごくごくって飲ませてね。

そのかわり、もしあなたが
「地球の氣持ち」を知りたくなったら、
いつでも「わたし」をおかしします。

朝と夜をいっぺんに感じるのも、
おひさまと星々の美しさに
いちどに感動するのも、
朝焼けと夕焼けを一緒に眺めるのも……
みんなとっても素敵なの。
「ただの朝」とおんなじくらい
とってもとっても素敵なの。

あなたと一緒に
感じてみたいな。
始まる一日、
終わる一日、
いっぺんに感じてみたいな。
待ってるからね。
いつでも、いつでも
待ってるからね!

くりすたるるさん『地球の氣持ちを詩にしたら【「#地球を抱きしめ隊」参加記事】』
『地球の朝』



愛してる。

生まれてきてよかったと思うのは、
そこに
あなたがいてくれるから。
わたしのすべてを
あなたが抱いだいてくれるから。

あなたは大きくて、
あまりに大きすぎて、
わたしはあなたを
抱いだくことができないけれど
それでも、
生まれてきてよかったと思うのは、
あなたを
映すことができるから。

わたしは、海を
あなたの色に染めることができる。

鏡のような湖に
そのままのあなたを映すことができる。

命をたたえた田んぼ。
雨上がりの小さな水たまり。
それをわたしの瞳にして、
あなたをみあげることができる。

それだけで。

生まれてきてよかったと思える。

わたしは水の星。
大好きなあなたを、
映すことができる。

大好きな空。
大切な宇宙そら。

あなたを
わたしの水に映すことができる。

ただそれだけで。

生まれてきてよかったと思う。

愛しているって
きっとそういうことですね。

くりすたるるさん『地球の氣持ちを詩にしたら【「#地球を抱きしめ隊」参加記事】』
『愛してる』


なんて素敵な詩。

朗読させてくださいってるるさんにお許しをいただいたものの、難しくて何度も録り直ししました。録音が終わった今もできたとは言えない、そんな気持ちでいます。ちゃんと地球と共振できただろうかと。るるさんの詩の世界を壊していないといいのですが。

途中で指笛の練習(!)を挟んでしまい、とても時間がかかってしまいました。指笛をするととんでもなく滑舌が悪くなるんです。
(言い訳…ですね。すみません)


るるさん、朗読をする機会をくださり本当にありがとうございました。感謝申し上げます。


最後までお付き合いいただきありがとうございます。
また、次のnoteでお会いしましょう。


♢追記 2025.7.30♢

ありがとうございます!

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