届けたかった世界
興奮冷めやらぬうちに綴ってしまうと、何かとんでもないことを書いてしまいそうで怖いので、心を落ち着けてから書きたいと思っていた。でも、皆さまが寄せてくださる感想に、私の心は震え続けていて、当分落ち着けそうにない。

ティッシュに向き合ってしまう
昨日の朗読を終えて、悔やまれるところや反省点はたくさんあるというのに、現地で聴いてくださった方、スタエフのライブで聴いてくださった方、アーカイブで聴いてくださった方の心のこもった感想に、さまざまなお言葉に胸を熱くしている。

切って開いていく
会場に向かう電車の中で、ブツブツと小声で怪しく練習していた。途中で本当に「私はなんてバカなんだろう」ってつくづく思って、練習をやめた。どこの誰ともわからない人の朗読なんて聴いてもらえないかもしれないのに、私は何やってるんだろうって。
たった1ヶ月にも満たない練習で、少しレッスンを受けたくらいで、伝えられるものがどれほどあるんだって思ったら、自分の無謀さに頭痛がしてきた。
でも大切な作品を読んでもいいと言ってくださったお二人に迷惑をかけたくない。私が受け取った作品の世界を今度は私が声で表現させてもらいたいと思ったから、突き動かされるものがあったからやっぱりそれを届けたいとも思った。

出来上がり
会場となったお部屋は天井が高く、壁はコンクリートの打ちっぱなしだったせいか拍手の音がビンビンと響く。拍手が止み、作品のタイトルと作者名を言い終わるとスッと会場の空気が変わる。
ぞくっとしながら、朗読を始めた。
庭で遊ぶ子どもたちの声を遠くに聞き、目の前で耳を傾けてくださっている方々に、お二人の作品の世界よ届けと念じながら…。

読み終えた後は安堵感と、諳んじられるのではないだろうかと思うくらい何度も読んだお二人の作品と別れるのが惜しいような不思議な気持ちだった。心をどこに置けばいいのか分からなかった。

たくさんの感想をいただきました。何度も熱いものがこみ上げ、視界が滲んでいます。このような経験をさせていただいてとても幸せで、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
☕朗読作品(なんのはなしです珈 第「な」号収録)
『眠れない夜に香る。』藤本 柊さん
『一方その頃、世界地図を辿る湯気。』モスキート エリさん
☕イベントを主催してくださったlace flower coffeeのmasaruさん
☕イベント協賛 #なんのはなしですか 運営のお三方
☕スタエフを立ち上げるのみならず、一つ一つのコメントにとっても丁寧に応えてくださったカンナさん
会場で、スタエフで、アーカイブで、noteの記事で出会ってくださった全てのみなさまに感謝申し上げます。
切り紙作品
『やさしい切り紙』矢口加奈子 池田書店 P58とP21の
図案をもとにティッシュで作らせていただきました。
#なんのはなしですか
#なんのはなしで珈
#ティッシュ字検定
最後までお読みいただきありがとうございます。
また、次のnoteでお会いしましょう。
