『光るトイレ』に救われた話
昨日は代講で上級クラスに入った。
上級クラスの雰囲気を一言で言い表すなら、「すんっ」だ。
なぜか、毎年上級クラスは「すんっ」なのだ。
みんなすました顔で大人しく静かに授業を受けている。
(えー、えー、あなたの話は聞いていますよ。で?今日はなんの授業ですか?ふーん。そう。)と心の中で言っているかどうかどうかわからないけれども、反応に乏しく、はっきり言ってやりづらい!
(頼むから、反応してくれ!)
(いや、ここ笑うとこ!)
(え?ちょっ、聞いてる?)
心の中で私は叫びにも近い声をあげているが、表面上はなんでもないふうを装って、授業を進める。
個々に指名すればもちろん答えてくれるし内容も悪くないのだが、全体に投げかけると いつも反応しているであろう2,3名の学生からしか、声が出てこない。
(うっわ!や・り・づ・ら・い!!やりづらい!)
昨日の授業の後半では、グループディスカッションを入れていた。前半は反応が少なくても まあ仕方ないと思っていたが、ディスカッションではたくさん発話してほしいので、そこへ向けてクラスの空気を温めておきたかった。
私はふと、noteの記事を思い出して学生に話すことにした。(事前に許可も得ていたので)
休み時間明け
「ちょっと、教科書と全く関係のない話をします。」
「みなさん、日本のトイレについてどう思いますか?」
多くの学生が「え?」という反応を示し、語彙や文法の時間には見せなかった表情になった。(先生、何を言い出した?トイレ?何ソレ。)みたいな。
「綺麗だと思います。」
「いろんな機能がたくさんついてます。」
(おー!今までと違う人からの反応に私の心が弾む)
私「たくさんの機能がついていますが、皆さん全部使っていますか?」
学生「何も使っていません。」
私「そうですか。便座が温かいのは嬉しいですよね…。」
女子学生(うん。うん。)
「最近ちょっと面白い記事を読んだので、皆さんに紹介したいと思います。
ある方の家のトイレを新しいトイレにしたそうなんですが…色々迷った結果どのようなトイレにしたかというと…」
(本当は価格の話もしたかったが、時間の都合でここでトイレの写真を見せた)

画像をお借りしました
やや間があってから、どーっと笑い声が起こった!
「光ってる!」
「宇宙への入り口?」
「まぶしい!!」
「これ、必要?」
(よっしゃー!めっちゃ反応してくれてる!!カンナさんありがとう~!)
私は心の中でガッツポーズをとった。
一瞬でクラスの空気が変わったのを感じた。
すると、一人の学生がこんなことを言ってきた。
「あ、先生!私、中国にいるとき、家で光るトイレを使ってました。これ、便利なんですよ。夜中に起きたときにトイレの電気を付けずに、この電気だけでOKです。また、部屋に戻って寝ることができます。」
私は、驚いた。
「おー!光るトイレってそういう使い方があるのね。健康観察のためかと思っていました。」
学生「先生、やだー!健康観察って!」
私「いや、大事でしょ。自分の体の中から出てきたものを『ほー、今日はこんなのかー』ってね」便座から立ち上がって、観察するジェスチャーつきで言う。
最後にもう一枚、画像を見せる。
「でね、この光るトイレの取り扱い説明書によると…」

(こちらの画像もカンナさんの記事よりお借りしています)
学生「演出~~~!!」で笑いが溢れる。
私「そっか、この演出は夜中にトイレに起きた人にやわらかいライトでまた部屋に戻ってすぐ寝られるように明るすぎないトイレを演出しているんだねっ!」
「いやー。みんなにこの『光るトイレ』の話ができて先生、満足です!」

コニシ木の子課長
すみません
回収よろしくお願いいたします✨
こんなに教室の雰囲気を変えるのに、『光るトイレ』が役に立つとは!
カンナさん、記事をお借りしました。ありがとうございます。

また、次のnoteでお会いしましょう。
もう、トイレはいいから!って言われそうですが、本日の見出し画像です。

ゴッホさんにお願いしてみました😊
