あゆみを見たあと、少し気持ちが揺れた日
あゆみを見たあと、
子どもがいないところで、
もう一度そっと開いてしまうことがあります。
誰かに見せるわけでもなく、
何かを書き直せるわけでもないのに、
それでも、目が止まってしまう。
そんな時間を過ごしたことがある親は、
きっと少なくないと思います。
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わかっているのに、気になってしまう
成績がすべてじゃないことは、分かっています。
数字だけで判断してはいけないことも、
頭ではちゃんと理解している。
それでも、
「ここは思っていたより低かったな」
「この評価、どう受け止めればいいんだろう」
そんな気持ちが、
あとからじわっと湧いてくることがあります。
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比べたくないのに、比べてしまう
ほかの子と比べたいわけじゃない。
誰かと競わせたいわけでもない。
それでも、
「このままで大丈夫かな」
という不安が、ふと顔を出す。
ときには、
「私の関わり方が足りなかったのかな」
と、自分を責めてしまうこともあります。
それは、
子どもを信じていないからではなく、
大切に思っているからこそ、
生まれてくる感情なのかもしれません。
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その気持ちは、悪いものなのか
あゆみを前にして揺れる気持ちは、
できれば感じたくないものかもしれません。
でも、
不安になることも、
立ち止まって考えてしまうことも、
親として、とても自然な反応だと思います。
すぐに答えを出さなくてもいい。
前向きな言葉にまとめなくてもいい。
「気になってしまった自分」を、
無理に否定しなくていいのだと思います。
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おわりに
あゆみは、
子どもの成長を振り返るための紙です。
ただ、それを見る親の側に、
さまざまな気持ちが生まれることもあります。
もし今、
なんとも言えない気持ちを抱えているなら、
それは、ちゃんと向き合おうとしている証。
今日すぐに何かを変えなくても、
結論を出さなくても大丈夫です。
その気持ちを、
そっとそのままにしておく時間があってもいい。
この文章が、
そんなふうに立ち止まるきっかけになれば嬉しいです。
