韓国生活|通訳って難しい
こんにちは。
韓国在住、日韓夫婦のぶきです。
すこし前からアルバイトで通訳の仕事を始めました。
今回は通訳をしながら感じた難しさを書いてみようと思います。
記憶力
まずは単純に記憶力が悪い。(致命的)
勤務当初は逐次通訳をしていたのですが、聞いているうちに最初の方何を言っていたか忘れてしまうんです。
メモするには速度が追い付かないし、通訳する文もそれほど長くないのでわざわざ…という感じで。
覚えられないので聞こえたまますぐ言う(即時通訳)に切り替えたところ、今度は話しながら聞くというマルチプレイができない(笑)
どちらかに集中力が傾くとどちらかが抜けるので、かなりの集中力を要します。
また直訳になりがちで、文面が不自然になり通じにくいことも。
たまに自分の声で相手の声が遮られて聞こえないこともあります🥲
とはいえ今は業務にも慣れてきて言いたいことが何となく予想できるようになり、脳の使い方も習得してきて、即時通訳はだいぶ楽になりました。
相変わらず記憶力は悪いので、逐次通訳より即時通訳の方が私には合っているように思います。
言葉の変換スキル
通訳の難しさ2つ目、言語の変換がうまくいかないことがあります。
私の場合は韓国語をそのまま韓国語で理解しているので、適合する日本語を脳から探しだすのにタイムラグが発生する場合があります。
上にも書いた通り直訳だと不自然になる日本語を綺麗に変換したいのですが、咄嗟に思い付かないことも。
不自然でも伝われば良いといえばそうですが、日本人として日本人らしい言い回しを選びたいという欲があり…
流行りの違い
また、韓国ならではの文化や流行りについて説明する時も難しいです。
例えば最近髪型について話をした時に出てきた깻잎머리と가시번。
直訳すると、エゴマの葉前髪と針お団子。どんな雰囲気か分かりますか?

ケンニプモリはこんな感じでおでこにタイトにくっつけた斜め前髪のことです。数束ニュアンスを出すのもポイント。
これは日本語で何と言うのでしょうか…分かる方教えてください…

続いてこれがカシバン。お団子ヘアですが、毛先をこんな感じでピョンっと遊ばせるスタイルです。
こんな感じで韓国語を日本語にするのが難しい一方、日本のものを韓国語で説明するのが難しい場合もあります。
この多くは私が日本語で言われている内容を理解できない(知らない)場合です。
外国にいるので日本の流行りや今の日本のことに鈍くなります。
日本にいれば普通に入ってくる情報が入ってこないので、分からないのです。
そんな時は何だか申し訳ないし、寂しくなります。
敬語文化の違い
最後に今悩んでいるのが、敬語の変換の仕方です。
日本語と同様韓国語にも敬語がありますが、日本語は相対敬語なのに対し、韓国語は絶対敬語です。
上司をお客様に紹介する時も上司に対し敬語を使います。
日本語:担当者が参りますので~
韓国語:担当の方がいらっしゃいますので~
例を挙げるとこんな感じ。
韓国語で尊敬語で言われたものをへりくだった表現に変えるべきなのか…
今の仕事はガチガチのビジネス通訳ではないのと、瞬時にへりくだった表現に脳内変換ができない自分の実力不足で、これまでは中途半端な丁寧語に直していたのですが、そろそろきちんとやりたいと思っているところです。
ただ、少し日本語が聞き取れる韓国側の担当者が“呼び捨てにされた”“敬語を使われなかった”などと受け取らないかが心配でもあり…
このように色々と難しさを感じてはいますが、やってみると面白くてもう少し専門的に勉強してみたいと感じるようになりました。
ちょうど家族センターで通訳の講座が開かれると案内があったのですが、仕事をしながらだと通えない日程…😭
民間の教室に行くのもよいですが、結婚式の準備でお金がない…
ということで、しばらくは独学で成長する必要がありそうです。
どんな仕事もそうですが、日々勉強ですね。
通訳自体もそうですが、関わる分野も未経験なので、分野についての専門知識や流行りもチェックして通訳レベルを上げたいです。
通訳の正確性やスピードは少しずつ向上していると思うので、更なるレベルアップに向けて頑張ります🔥
