見出し画像

東京国立博物館 「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」に行ってきたよ

楽しかったなぁーーー!!

常設展と表慶館の「浮世絵現代」も見てきました。一緒にまとめてレポします。楽しかったな。
最近東博に行ってばっかりだなって?その通りです。今月2回目です。東博は楽しいです。

「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」

蔦屋重三郎は何をしたのか

約2年前の大河ドラマ制作発表の時、無知の私は第一声でこう言いました。「蔦屋重三郎って誰?」と。そして第二声で「森下佳子先生の脚本なら地獄だな」と。
大河ドラマを見ながら、田沼意次から松平定信へと権力が移りゆく時代を勉強出来たら良いな~~森下先生の脚本なら地獄だけれど。と思いながら2025年を迎えました。
大河ドラマ面白いですね~~!!そんな中で、東博で展覧会があることを知り、偶然初日に行くことができました。


今月2回目の東博です。平成館の入り口を上がっていくと以下のパネルが。コンテンツビジネスの風雲児ってどういうことだ?と思いつつ展示を巡りました。

展示の前半は大河ドラマにも出てきた吉原細見の改めや一目千本、籬の花、青楼美人合姿鏡の本物が!!ドラマに出てきた本だ!本当に青楼美人合姿鏡で瀬川が本を読んでる!!と大興奮でした。
そして、エレキテルの本物が序盤にありまして!大河ドラマで安田顕さんが平賀源内の最期を壮絶に演じた直後だったこともあり、「本物のエレキテルだ」という声がいろんなところからしました。エレキテル、華やかな装飾があってドラマのままでした。

意外と蔦重が作った本のサイズって小さくて。でも現代でも文庫本だったらあのくらいのサイズだなと思う本がずらっと並べられており、そしてそのキャプションのほぼすべてに「版 蔦屋重三郎」の文字。
こりゃ江戸のメディア王だわと思いました。
4月20日放送のドラマにも出てきた、桜の花に本のタイトルを吊るす蔦重が描かれた本も展示されています。版元が自分を登場させる遊び心が見えました。
また、蔦重自身も狂歌の作者として活動するんですね。その中で有名な作家とつながりを持ってメディア王となっていった流れがわかります。

人間の心情を描くということ

展覧会の後半にいわゆる「浮世絵」と聞いて思い浮かべる喜多川歌麿、東洲斎写楽の作品が続きます。
どの作品も版画であることが信じられないくらい繊細でした。とくに「ポッピンを吹く女」!あれどうやって刷ったのかわかりません。線が繊細なのもそうですが、きらきらと光る顔料が印象的でした。角度を変えてみると着物の柄の部分の絵の具が少し盛り上がっていました。こういうのって実際に見ないとわからない部分だなと思います。

感動したのが東洲斎写楽の描いた「四代目松本幸四郎」の絵。すごいんですよ。現物見てください。本当に高麗屋さんのご先祖様なんだなとわかる造形なんです。当代の白鸚さん、幸四郎さん、染五郎さんに似ているんです。役者絵ってすごい!!となりました。
綺麗なもの、格好良いものをただ描くのではなく、リアルな役者の内面を描き出していたようにも思いました。
10か月でその活動を終えた写楽。大河ドラマではどのように描かれるのでしょうか。蔦重あっての写楽だったのだなと思います。

大河ドラマ見ててよかったな


べらぼう見ている方は展覧会最後のセットを模したコーナーにぜひ行ってください!!耕書堂がありました!これは日本橋の耕書堂だそうです!なので4月22日現在まだドラマには出ていません。

復元された本!!!ほしくなりました!!

大河ドラマではオープニングに行く前に流れる浮世絵風の絵も展示されています。瀬川の花魁道中、公方様、カボチャの親父さん、そして源内先生。
これらは浮世絵の作り方を参考に現代に描かれた絵だそうです。

ドラマで使われた小道具も展示されておりました。

そしてキャラクターごとの衣装デザイン!!これが見たかったんです!!

展覧会を出るとキャストさんのお写真が。出口にも横浜さんのお写真がありました。

源内先生!!!

大河ドラマ見ている方はぜひ行ってください。ミュージアムショップも楽しかったです!!青楼美人のノートを買いました。大切に使います。

常設展

せっかく東博に来たので常設展にも行ってきました。大河ドラマ毎年見ている方は常設展も言ってください。まず古今和歌集の本物が見られます!

そして藤原行成の真筆!去年の大河ドラマも見ていてよかったです。藤原行成字が上手い!!

伝藤原行成の書もいくつか展示されていました。漢字とかなのつかいわけが素晴らしくて、この人が「美しい文字とは何か」を定めたんだなと思いました。

そして!!ずっと見たかった円山応挙「朝顔狗子図杉戸」!!やっと本物に会うことができました!!

わんちゃんかわいいよ~~~!!
子どものころから自分はずっと猫派だと思ってきたのですが、ここ3年ほど犬派になった気がしています。かわいいです。わんころさん可愛すぎます。


身体を起こしている奥の白いわんちゃんが有名なのですが、手前の白いわんちゃんもかわいいですね!!

左の扉のわんちゃんもかわいかったです。朝顔のつるを加えて引っ張っています。かわいかったなぁ。

他にも、広重の浮世絵を見てきました。風景画の第一人者だと思います。



表慶館「浮世絵現代」

同じく表慶館で開催されている、浮世絵現代展にも行ってきました。
現代の漫画家さん、アーティストが制作した浮世絵を展示する会です。
これが楽しかった!



こちらは水木しげる先生の浮世絵

こちらは安野モヨコ先生の浮世絵
とても親しみやすい題材が描かれます。

現代の東京を描いた浮世絵も。

そして見たかった李禹煥の浮世絵!!このdialogシリーズは版画です。
やっぱり李禹煥作品好きなんですよね。すべてのものは対話ができるんだと思います。それってめちゃめちゃ希望にあふれたことじゃないですか。


あーめっちゃ好きです。

塩田千春さんの作品もありました。彼女の作品も何かと何かのつながりを感じられて好きです。

あと、事前に気づいてなかったんですが名和晃平さんの浮世絵もありました!!鹿さんの浮世絵です!
名和さんの作品も好きです。人間が作り切れない自然の造形をアートに落とし込んでいて好きです。
結構現代アートのビッグネームの作品が飾られていました。もちろん海外のアーティストさんの作品も。



2時間半ちょっとで駆け足で見てまいりました。もう一回見に行きたいです!
大河ドラマの展開が進んだらまた感じ取るものが増える展覧会だと思います。興味のアンテナを広げられる東博の一日でした。

いいなと思ったら応援しよう!