【コラム】男女7人夏物語 バブル期トレンディドラマの元祖
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筆者は、自身が飽きるまで『バブル期ビジュアル化企画』を書いていくので、呆れながら引き続きお付き合いいただきたいと願っている。
よろしくね…。
踏まえるべきはジェネレーションギャップだ。
なにせ筆者は脳内が未だに『昭和』だから。
バブル期を知らない世代の方々から「よーわからん」などと鋭くツッコミいただく。
その都度、反省を繰り返す永遠のスットコドッコイ!
それが筆者なのである。
今回は、四月の三部作のモチーフ(パクリ)にした『男女7人夏物語』というドラマのことをお伝えしよう。
ご存知の方は郷愁に浸っていただけると本望。
知らねー!という方は、どこかでバブル世代と会話する機会の参考にしていただきたい。
◉『男女7人夏物語』
・ジャンル テレビドラマ
・脚本 鎌田敏夫
・演出 生野慈朗 清弘誠
・出演 明石家さんま 大竹しのぶ
池上季実子 賀来千香子
片岡鶴太郎 奥田瑛二
小川みどり
・音楽 SHAKATAK
・オープニング 石井明美「CHA-CHA-CHA」
・プロデューサー 武敬子 山本典助
・放送チャンネル TBS系
・放送期間 1986年7月25日-9月26日
・放送時間 21時00分-21時54分
・放送枠 TBS金曜9時枠の連続ドラマ
・放送分 54分
・放送回数 10回
・次作 男女7人秋物語

出典:ドラマ『男女7人夏物語』(1986年放送 / TBS)
公式ビジュアルより引用(C) TBS
◉解説
都会の男女の「本音の会話」や「恋愛の駆け引き」のセリフ回しで展開していく。
バラエティのイメージが強く、ドラマ配役には異例のお笑い芸人(明石家さんまさん)を俳優として採用したて、大きな話題となった。
◉トレンディドラマの先駆け
都会のマンション、カタカナ職業(ツアーコンダクターなど)、都会的でファッショナブルな恋愛をテーマにした内容で、それまでのホームドラマとは一線を画した。
登場人物の即興に近いリアリティが特徴で、明石家さんまさんと大竹しのぶさんの掛け合いが「アドリブ?」と思われるほど自然だった。
さんまさんとしのぶさんが結婚する直接のきっかけとなり、日本のドラマ史において「トレンディドラマの元祖」と呼ばれる重要な作品。
◉影響・その後
ドラマの成功により、「俳優・さんま」としての地位が確立された。また、翌年には続編『男女7人秋物語』が制作されるなど、日本のテレビドラマに「恋愛ドラマブーム」を巻き起こす金字塔となった。
◉補足情報
・主題歌: 石井明美「CHA-CHA-CHA」
イタリアの楽曲をカバー。ミリオンセラーを記録。
・最高視聴率: 31.7%(最終回)
筆者は、当時のさんまさんの、お笑いモンスターとイケメン俳優のギャップに、かなり混乱した。
カラオケで「CHA-CHA-CHA」はよく歌ったなぁ。
ってか今でもたまに歌っているミニ情報。
ドラマBGMに流れたSHAKATAK(シャカタク)がイケてるので、動画サイトで聴いてみて欲しい。
◉絶妙なキャラクター配置
30歳前後の男女7人の、日常と恋愛模様をリアルに表現している。
・明石家さんまさん(今井良介 役)
ツアーコンダクター。お調子者だが根は真面目。
・大竹しのぶさん(神崎桃子 役)
フリーのライター。サバサバしているが繊細。
・その他メンバー
※今井良介(さんまさん)の友人達
・片岡鶴太郎さん
・奥田瑛二さん
※神崎桃子(しのぶさん)の友人達
・池上季実子さん
・賀来千香子さん
・小川みどりさん
この「男3:女4」というグループ交際の構図が、当時の若者の憧れや共感を呼んだ。
◉伝説の掛け合い
最大の見どころは、良介(さんま)と桃子(しのぶ)のマシンガンのような口喧嘩。
泥酔して記憶がないまま、一夜を共にしてしまうという衝撃的な出会いから始まる。
「二度と会いたくない!」と喧嘩別れするものの、腐れ縁のように何度も再会し、お互いに反発しながら惹かれ合っていくプロセスが視聴者を釘付けにした。
◉リアルな裏話
放映当時、大竹しのぶさんの最初の夫であった服部晴治さん(TBSプロデューサー)は闘病中だった。
さんまさんは、服部さんから「しのぶをよろしくお願いします」と託されたというエピソードもある。
筆者は、小川みどりさんは、俳優さんではなく芸能レポーターだった方なので、ドラマに出演されて驚いた記憶だ。
筆者はそして今、感慨深い。
さんまさんもしのぶさんも…。
我々バブル時代の視聴者と同じように、懐かしく、思い出深く、忘れられない人生の一コマじゃないか…と。
以上、『男女7人夏物語』はすごかった!という話。
了
几戸姶洛
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