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「出会いは、いつも偶然の風の中。」って、本当だろうか。 

「出会いは、いつも偶然の風の中。」
この言葉が好きです。

さだまさしさんの『天までとどけ』に出てくる一節です。
若い頃は、本当に出会いというものは偶然なのだと思っていました。

でも今は、少しだけ見え方が変わりました。

出会いは偶然ではなく、
自分から風の吹く場所へ歩いていった人だけが、
出会えるものなのかもしれません。


人はよく言います。
「趣味がない。」
「何をやっても面白くない。」
でも、それは本当に「ない」のだろうか。

趣味とは、見つかるものではなく、
見つけに行くものなのだと思います。


ちょっと気になる。
なんとなく興味がある。
それくらいで十分です。
まず近づいてみる。
やってみる。
会ってみる。


人は環境に影響される生き物です。
だから、自分から新しい環境へ身を置けば、
新しい自分に出会えることがあります。

その意味では、
少しだけ、自分の背中を押してあげるくらいで、
ちょうどいいのかもしれません。

ふと、水前寺清子さんの『365歩のマーチ』を思い出します。
子どもの頃は、元気が出る応援歌だと思っていました。
でも年齢を重ねると、

あの歌は人生そのものを歌っていたのだと感じます。
幸せも。
出会いも。
趣味も。
待っていても、向こうからはやってきません。

やっぱり、自分から歩いていかなければ始まらないのです。

定年後に、
「何をしたらいいか分からない。」
という人がいます。

でも、それは楽しみがないのではありません。
まだ自分から迎えに行っていないだけなのだと思います。

待っていても、
人生は訪れてはきません。
こちらから会いに行くのです。
その一歩が、新しい人生を連れてきます。

最近、noteを始めて、そのことを何度も感じています。

毎日、新しい文章に出会う。
その文章から、その人の人生が見えてくる。
年齢も知らない。
職業も知らない。
どこで暮らしているのかも知らない。

普段なら、一生出会うことのない人たちと、
言葉を通してつながっていく。

だから毎日が新鮮なんです。

「こんな考え方があるんだ。」
「こんな人生を歩いてきた人がいるんだ。」

そんな発見が、
自分の世界を少しずつ広げてくれます。

環境を変えることは、
勇気がいります。
面倒くさい。
失敗するかもしれない。

でも、
変わらない景色だけを見続けていることの方が、
少しもったいない気がします。


人生は、
待っていては何も変わりません。

でも、その一歩踏み出すと、
風向きが変わります。

人生は、
新しい景色と出会うたびに、
少しずつ、自分が編集されていく。

だから今日も、
風の吹く方へ、
気ままに歩いてみようと思う。


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