冬晴れの/しづけさや 三鷹駅前のびのび句会2025年11月、12月回
「和歌に人生懸けてる頭おかしい人」でお馴染みの梶間和歌が、詠歌のための勉強目的半分、気軽に取り組める趣味目的半分で俳句を詠み始めて数年になります。
月に5句程度のものですが、アーカイブしておりますので、「素人ががんばっているわね」ぐらいの温かい目でお見守り頂けましたら幸いです。
三鷹駅前のびのび句会投稿句アーカイブ
三鷹駅前のびのび句会 2025年11月
事前句
冬晴れの日本海行く次の恋
湯たんぽと結婚しますお父さん
「しもばしら」「いもばいら~」と背をかがめ
葛湯混ず縁側のばあちやんの背な
席題「蔵書」
横積みの背表紙なぞる初時雨
事前句
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 23, 2025
冬晴れの日本海行く次の恋 特選1票
湯たんぽと結婚しますお父さん 特選1票、平選1票
「しもばしら」「いもばいら~」と背をかがめ
葛湯混ず縁側のばあちやんの背な
席題「蔵書」
横積みの背表紙なぞる初時雨 特選1票、平選2票#三鷹駅前のびのび句会 2025/11#haiku #俳句
画像不具合で再掲 pic.twitter.com/RFIb1LXVtf
「冬晴れの日本海」、季語をどうしようかと提出1分前まであれこれ入れ替え、ぎりぎで決めて出したものです。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 23, 2025
当初は皆のイメージにある、波ざっぱーんの激しい日本海を描きたかったのですが、それだと付きすぎるかなあ、など、など……。
結果的に「険しい日本海だけど冬晴れの明るさもあってきっぱりした感じが「次の恋」にぴったり」ということになりました。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 23, 2025
たまたま同じページに「湯たんぽ」もあり、「次の恋の相手は湯たんぽ」という謎ストーリーも爆誕。
冬のお布団や湯たんぽは夫にしても申し分ない存在感です。
「いもばいら~」は昨年末の実話をもとに。あれは自転車の親子でした。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 23, 2025
まだ「しもばしら」を知らず、またさ行の発音の苦手な男の子がママの真似をしていて、かわいらしかったです。
たしか、さ行と「つ」は習得に特別時間のかかる音。
下二段活用「混ず」の連体形は「混ずる」ということで、「ばあちやんの背な」は初句で切ります。二句以降に係りません。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 23, 2025
席題「蔵書」が出た瞬間、会場の裕泉堂の本棚から目が離れず、その印象で2分ぐらいで創りました。
#三鷹駅前のびのび句会 の合同句集が出来ました!
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 23, 2025
配布用も頂いておりますので、お気軽にご連絡ください。
こちら第2弾ですが、第1弾も数冊手元にあります。
こちらも合わせて、欲しい方はおっしゃってくださいね。
送料など、お気になさらず。 pic.twitter.com/40p3t5e8fX
三鷹駅前のびのび句会 2025年12月
事前句
しづけさや不破の関屋に冬の月
寒月や右へ行くかと問ふ声の
三徳は冬三日月に輝いて
あかぎれの指を取らせて恋をして
席題「絵柄」
ペイズリーのワンピース縫ふ春隣
事前句
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) December 19, 2025
しづけさや不破の関屋に冬の月 並選2票
寒月や右へ行くかと問ふ声の 特選1票、並選1票
三徳は冬三日月に輝いて 並選1票
あかぎれの指を取らせて恋をして 並選2票
席題「絵柄」
ペイズリーのワンピース縫ふ春隣(はるとなり) 並選2票#三鷹駅前のびのび句会 2025/12#haiku #俳句 pic.twitter.com/yjLUmvl0mj
旧暦の季節を確認する際、仲冬と晩冬を読み間違え、晩冬の季語で詠んだものがいくつか混ざってしまいました。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) December 19, 2025
笑い飛ばしていただけましたら幸いです。
「不破の関屋」は「しづけさ」と付きすぎていると感じたのですが、推敲の時間が取れず。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) December 19, 2025
「俳句だと“付かず離れず”が良いというけれど、和歌だとOKなんですよね。これは和歌の発想ですけどいいですよね~」
というふうに受け取っていただきました。
とはいえ後日推敲するかもしれません。
「寒月」は、抽象的すぎてどうかと思いましたが、好評でした。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) December 19, 2025
私の心の光厳院が、常に「右へ行くのかい? それでいいのかい? 」と問うてくださる、そんな感覚を句にしてみました。
「仏教では月が仏を暗示するし」とも言われました。
和泉式部の「遥かに照らせ」など、無意識に影響していたか。
「あかぎれ」ですが……私には盲点だったのですが、『万葉集』に似たような発想のあかぎれの歌があるそうで、
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) December 19, 2025
「もちろんそれを想定しての句だと思った」と言われましたが、うん、偶然でした。
これは変えたほうが良さそうですね。
『万葉集』を連想されても意図から離れすぎるので……。
席題が「絵柄」と出た瞬間、「ペイズリー柄」が浮かんだので、
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) December 19, 2025
アラベスクやダマスクなどと比較、確認しつつ、春らしいペイズリーを「春隣」と合わせて創りました。
2019年に
もう男受けに疲れてクリックすペイズリー柄のアシメスカート
という歌を詠んだのも懐かしい。#別にクリックしていない
#三鷹駅前のびのび句会 4周年祈念の合同句集、配布用も手元にありますので、お気軽にお声掛けくださいね!https://t.co/VcEA8XpuHF
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) December 19, 2025
右へ行くか
句会へのお誘い
吉田裕子さん主催「三鷹駅前のびのび句会」へのお申し込みはこちら
会場に来られない方の参加も可能です。
梶間の俳句アーカイブ記事を見てのびのび句会に参加された方が、梶間が主催と勘違いしておられたようですが、主催は吉田裕子さん、私はいち参加者です。
宣伝になっていたようで、うれしかったです。
合同句集第1弾、第2弾あります
無料配布しておりますので、ご興味ありましたらお気軽にお声掛けくださいませ。
送料などもお気になさらず。
(そうはいっても気になってしまう方は、そのぶんnoteのチップやメンバーシップ、ご寄付などで梶間和歌の活動をご支援いただけましたら幸いです)
#三鷹駅前のびのび句会 の合同句集が出来ました!
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) November 23, 2025
配布用も頂いておりますので、お気軽にご連絡ください。
こちら第2弾ですが、第1弾も数冊手元にあります。
こちらも合わせて、欲しい方はおっしゃってくださいね。
送料など、お気になさらず。 pic.twitter.com/40p3t5e8fX
梶間和歌の俳句アーカイブ
和歌と俳句についてあれこれ
俳句を学び始め、和歌との違いをおもしろく感じています。
ブログ記事のほうもお楽しみください。
和歌物語に参加する
和歌にフルベットして生きる梶間和歌がつつがなく和歌創作、勉強、発信を続けるため、余裕のあります方にお気持ちを分けていただけますと、
私はもちろん喜びますし、それは日本や世界の未来のためにも喜ばしいことであろうと確信しております。
「この無茶苦茶な生き方を見ていると勇気がもらえる」
「こういうまっすぐな人が健康に安全に生きられる未来って希望がある」
「この人を応援することで人文知の明るい未来が実現しそう」
なんて思ってくださいます方で、余裕のあります方に、ぜひともご支援をお願いしたく存じます。
noteでのチップやメンバーシップ、その他様々な形で読者の皆様にご支援いただき、こんにちの梶間和歌があります。ありがとうございます。
特に2023年、令和5年隠岐後鳥羽院和歌大賞で古事記編纂1300年記念大賞を受賞し、表彰式を含む大会のツアーに申し込んだため、ツアー代金(9万円弱)と交通費を生活費と別に工面することになりました。
皆様のご支援のおかげでそちらのツアーに無事参加。
また翌年、城南宮・鳥羽殿賞を頂きまして、こちらの表彰式ツアーにも参りました。
すべて皆様の金銭的なご支援があってこそ叶ったことです。あらためて、心より感謝申し上げます。もちろん、お気持ちでの応援も大変うれしく思っております。
こうした応援のひとつひとつが私の器を広げ、より良い和歌仕事を世界にお返しすることにつながっております。
令和5年、6年分ともに、ツアーの様子はこのマガジンで連載しております。どうぞお楽しみに。
今後とも、それぞれの領分において世界を美しくしてゆく営みを、楽しんで参りましょう。
この記事を書いた人


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