和歌の題詠道標13
題とは、歌人にとり扉のようなもの。
自分で題を定め、歌を詠むとなると、好きな題や詠みやすい題など、そのつもりがなくともつい易きに流れてしまう。
そんな私にぴったりな診断メーカー「題詠道標」をXのFF、呉竹さんが作ってくださいました。
見たこともない文字面に面食らうこともしばしば。大変良い訓練になっております。
(もちろん、短歌の題のような奇をてらったものは皆無、すべて伝統的な和歌の題です)
こちらの「和歌の題詠道標」 では、診断メーカー「題詠道標」によって提示された題をもとに、一首ずつ詠み重ねた歌をまとめてゆきます。
先例を読み解きながら定型に向き合う姿勢、言葉を選ぶ迷い、時に訪れるひらめき。
それらを“現代の題詠修行”として記録し、共有してゆく試みです。
不慣れな題など、拙い出来の和歌もありますが、完成度を追究することより対応できる題の幅を広げることのほうを優先し、それらも公開する所存です。
歌詠みさんはもちろん、梶間和歌の営みにご興味をお持ちの方々に楽しんでいただけましたら幸いです。
思いがけない題の扉、和歌の扉をともに開いてまいりましょう。
題詠道標13
題「八重桜」「樹陰卯花」「立待月」「鳥雀群飛欲雪天」「寄楫恋」「山寺」「松有春色」より取りて歌詠み候へ
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) February 13, 2026
なんか長いの来た。がんばります。#題詠道標 #shindanmakerhttps://t.co/ynRmn6D5Fq
八重桜
白雲のたつたの山に咲きみちて曇るも匂ふ八重桜かな
樹陰卯花
雪と見て月の影ともまがふかな木の下陰に咲ける卯の花
立待月
見るとなく寝としもなくて秋の夜の立待月をながめけるかな
鳥雀群飛欲雪天
飛ぶ鳥のあすかのさとにみ雪してうち群れつばさしほたるる哉
寄楫恋
かぢをなみゆくへもしらぬ波路にていさよふ月をしるべとやせむ
山寺
長きよのねぶりに鐘のおとたえてしづかに明くる峰の山寺
松有春色
春のいろと世はおしなべてなりにけり松のけしきもなほみどりにて
和歌の題詠道標
note版和歌の題詠道標
X版和歌の題詠道標
読みにくいですが、noteにまとめる前のものはこちらに掲載しております。
アップデートで知りたい方はこちらをどうぞ。
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