堀河百首 片思の心を読む
もともとFacebookグループとアメブロに掲載していた「堀河百首」各題の心を読む連載ですが、
Facebookグループの閉鎖に伴い、noteに集約することにしました。
今回のテーマは「片思」です。
堀河百首 片思の心を読む
「片思」をめぐって
「初恋」だの「不被知人恋」だの、似たシチュエーションの題が以前にもありましたが、
比べて考えるに、
あれらは「片思」そのものへのフォーカスではなく、「恋の始まったそのこと」「人に知られぬ恋のつらさ」にそれぞれフォーカスすべきものです、
こちらでは「片思」そのものにフォーカスしなさい、
という理解でよいのでしょうか。
「堀河百首」の16首のなかですと、
「われはおもはぬ人をおもへば」(師頼)
「思はぬ人をなにおもふらん」(隆源)
あたりが「片思」を最もよく捉えている気がします。
「堀河百首」の恋歌は、季節の歌と異なり、その題で用いられやすい語や選択されやすい詠み方といったものの抽出が難しいです。
もっと抽象的な把握をしなければいけない。
「恋」題の心がどこまで読み取れているのか心もとないですが、まずは、できるかぎりのことを……。
梶間和歌の「片思」詠
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