『新撰 小倉百人一首』読書会記録2
コテンラジオリスナーコミュニティの仲間と、週に一度、塚本邦雄『新撰 小倉百人一首』を読み進めています。
ひとりで読むだけでは辿り着けない視点や感覚が、別の誰かの言葉によってふいに開かれることがあります。
ほかの皆さんは和歌ガチ勢の私の言葉で、私は和歌初心者の皆さんの言葉で「なるほど」と、毎回気づきや刺激を受け取り合う、豊かな時間です。
こちらはその読書会の記録です。
全10回前後になるかと思いますが、楽しんでいただけたらと思います。
『新撰 小倉百人一首』読書会記録2
コテンラジオリスナー仲間との塚本邦雄先生の『新撰小倉百人一首』読書会、2回目でした。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) May 3, 2026
家持から光孝天皇までを予定していたのに、初回と同じく盛り上がり、今日は僧正遍昭までで打ち切ることになりました。
大盛況。
・式子内親王視点で歴史を見ると「邸宅を明け渡さない九条兼実この野郎」となり、藤原定家視点で歴史を見ると「パトロンの九条家を失脚させた源通親この野郎」となるホモサピ
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) May 3, 2026
・万葉歌「心悲しも」の近代性
・「調べが高い、低い」とは
・梶間和歌、ど素人さんに音数律を語る
・電気や街灯のない時代の夜の暗さ、月の明るさや蛍・漁火の美しさ
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) May 3, 2026
・蛍を見たことがないのに蛍の美しさが浮かぶ
・視覚芸術の力、言語芸術の力
・山のない武蔵野は、京都・奈良前提の和歌では異常
・梶間和歌は韻律厨
・『伊勢物語』が業平一代記だとしたら矛盾がヤバい
・死の近かった時代、火葬の近かった時代
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) May 3, 2026
・「枕詞は意味がない」のか?
・その失恋、本当に身分のせい?
・31音で31音分の情報を伝える時代があったからこそ、31音でその何倍もの情報の込められる時代が成り立った
・心が余って詞の足らなかった業平と、余りかねない心を詞に込める技術の発達した中世
今回も、もともとその歌人の百人一首歌が好きだったが塚本先生に「この歌はどうだ」と示されノックアウトされた仲間が。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) May 3, 2026
お好きだった百人一首歌が色褪せて見えるのは気の毒ですが、ひとりにつき1首しか知らずに好いていた視野の広げられる心地よさを受け取ってくれたようで。#新撰百人一首読書会
タグ間違い。#新撰小倉百人一首読書会 です。
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) May 5, 2026
塚本邦雄『新撰 小倉百人一首』はこちらからご覧ください。
序文で爆笑し本文で唸り跋文でまた爆笑すること間違いなしです。
・本記事の書籍リンクにはAmazonアソシエイトを利用しています。
『新撰 小倉百人一首』読書会記録
和歌物語の維持メンバーになる
和歌創作や発信といった活動を、経済的な不安定さに左右されることなく、これからも精力的に続けてゆきたいと願っています。
基本的な作品や文章などは、できるかぎり無料または低価格で、広く開かれた形で届けてゆきたい。
そのためには、この活動を支える側に回ってくださる方の存在が欠かせません。
「梶間和歌の活動や生き方に意義を感じている」
そして
「経済的に余裕がある」
という方には、この活動の維持メンバーとしてご参加いただけましたら幸いです。
noteのチップやメンバーシップなど、 ご無理のない形で、ぜひ。
もし、寄付という形に躊躇のお気持ちがありましたら、低価格のコンテンツのご購入という形でも等しく有難いです。
もちろん、作品や記事を読んでくださること、私の発信を受け取ってくださること、それ自体が私にとって大きな力。
経済的に余裕はないけれど価値や意義を感じている――そんな皆様からのスキやシェアなどにも、あらためて、心より感謝申し上げます。
今後とも、それぞれの領分において世界を美しくしてゆく営みを、楽しんで参りましょう。
この記事を書いた人


いいなと思ったら応援しよう!
応援ありがとうございます。頂いたサポートは、書籍代等、より充実した創作や勉強のために使わせていただきます!