和歌の題詠道標2
題とは、歌人にとり扉のようなもの。
自分で題を定め、歌を詠むとなると、好きな題や詠みやすい題など、そのつもりがなくともつい易きに流れてしまう。
そんな私にぴったりな診断メーカー「題詠道標」をXのFF、呉竹さんが作ってくださいました。
見たこともない文字面に面食らうこともしばしば。大変良い訓練になっております。
(もちろん、短歌の題のような奇をてらったものは皆無、すべて伝統的な和歌の題です)
こちらの「和歌の題詠道標」 では、診断メーカー「題詠道標」によって提示された題をもとに、一首ずつ詠み重ねた歌をまとめてゆきます。
先例を読み解きながら定型に向き合う姿勢、言葉を選ぶ迷い、時に訪れるひらめき。
それらを“現代の題詠修行”として記録し、共有してゆく試みです。
不慣れな題など、拙い出来の和歌もありますが、完成度を追究することより対応できる題の幅を広げることのほうを優先し、それらも公開する所存です。
歌詠みさんはもちろん、梶間和歌の営みにご興味をお持ちの方々に楽しんでいただけましたら幸いです。
思いがけない題の扉、和歌の扉をともに開いてまいりましょう。
題詠道標2
題「暮春」「谷余花」「聞荻」「滝辺時雨」「寄霜恋」「白鷺立汀」「子日祝」より取りて歌詠み候へ
— 梶間和歌@令和の京極派 (@WakaKajima) October 14, 2025
「維摩会」を諦め次の題を頂きました。がんばります。#題詠道標 #shindanmakerhttps://t.co/ynRmn6CxPS
暮春
雁が音も朝日に匂ふ花影も遠くなりけり志賀のふるさと
谷余花
かむなびの三室の山に春すぎて谷にはおそき花ぞ散りける
聞荻
おほかたの秋は秋とてあはれなりまして荻ふく風の夕暮れ
滝辺時雨
たきつ瀬のひびきをねやのまくらにて時雨もわかぬ独り寝の宿
寄霜恋
跡もなき浅茅に霜は置きまよひ人目かれつる有明の宿
白鷺立汀
夕暮れの風にすずしき影おちてみぎはにひとりたてる白鷺
子日祝
君が代の千歳をのべにひくま野の二葉の松に祈る今日かな

和歌の題詠道標
note版和歌の題詠道標
X版和歌の題詠道標
読みにくいですが、noteにまとめる前のものはこちらに掲載しております。
アップデートで知りたい方はこちらをどうぞ。
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和歌にフルベットして生きる梶間和歌がつつがなく和歌創作、勉強、発信を続けるため、余裕のあります方にお気持ちを分けていただけますと、
私はもちろん喜びますし、それは日本や世界の未来のためにも喜ばしいことであろうと確信しております。
「この無茶苦茶な生き方を見ていると勇気がもらえる」
「こういうまっすぐな人が健康に安全に生きられる未来って、希望がある」
「この人を応援することで、人文知の明るい未来が実現しそう」
なんて思ってくださいます方で、余裕のあります方に、ぜひともご支援をお願いしたく存じます。
noteでのチップ、メンバーシップ、その他様々な形で読者の皆様にご支援いただき、こんにちの梶間和歌があります。ありがとうございます。
特に2023年、令和5年隠岐後鳥羽院和歌大賞で古事記編纂1300年記念大賞を受賞し、表彰式を含む大会のツアーに申し込んだため、ツアー代金(9万円弱)と交通費を生活費と別に工面することになりました。
皆様のご支援のおかげでそちらのツアーに無事参加。
また翌年、城南宮・鳥羽殿賞を頂きまして、こちらの表彰式ツアーにも参りました。
すべて皆様の金銭的なご支援があってこそ叶ったことです。あらためて、心より感謝申し上げます。もちろん、お気持ちでの応援も大変うれしく思っております。
こうした応援のひとつひとつが私の器を広げ、より良い和歌仕事を世界にお返しすることにつながっております。
令和5年、6年分ともに、ツアーの様子はこのマガジンに連載しております。更新をどうぞお楽しみに。
今後とも、それぞれの領分において世界を美しくしてゆく営みを、楽しんで参りましょう。
この記事を書いた人


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