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音の難しさと面白さに振り回される

無意識のうちに刷り込まれる音という存在
例えば、目覚ましのアラーム音
これはいつ聞いても身体がビクッと反応する
起きていてる時に聞いても心臓に悪い

人によっては
自分のスマホと同じ着信音が
どこからともなく聞こえると
自分のスマホからではなくとも
心臓がバクバクする人もいるだろう

芸能活動をやっている人は
インターフォンの音が苦手だという話もよく聞く
何故か、
それは遅刻の音だかららしい
基本的に何か約束や仕事に遅刻した場合は
携帯に連絡が来る
そうなると着信音だと思うが
その上がある
携帯をマナーモードにしていたり
充電が勝手に切れていたり
アラームが鳴ったことに気が付かず止めて寝ていたり
そんな時は最終的にマネージャーが
自宅のインターフォンを押しに来る
それはもう絶望の証である
遅刻の確定演出
だからインターフォンの音がするとドキッとする
という話をされたこともある

音というのは無意識に習慣に入り込み
記憶と思い出を吸っているんですよね
それがふとスイッチのように起動する

音の方向性が違いますが
声というのも音である

それについてが何より難しい

元気な声、明るい声、嬉しい声、楽しい声、
悲しい声、寂しい声、暗い声、怒った声

ある一定の正解がある声の音達
お芝居を観劇していて興奮するのは
この音で来たら鳥肌!みたいな瞬間で
ちゃんとその音が来た時。
もしくは超えてきた時にすげぇーとなる。
受け取りのエゴイズムですがね

私は自分が表現者として立っていた時
特にこの声色に苦戦した。
この音で表現したい!がなかなか出来ないこと
頭では分かっているし、それを出したいんですが
自分から出てくる音はまた思っているのと少し違う

そもそも声が低めなので
明るかったり天真爛漫なヒロインがきた時は
もう大変
私の中では天真爛漫に元気で明るいつもりが
落ち着いてるように聞こえると言われる
自分の中では結構跳ねてるつもりなんですが
聞いてみると
本当にそうなんです

まぁ単に私は自分の声が大っ嫌いなので
途中からもう聴くに耐えないんですけど。笑

普段生活している時は成り立つんですけど
お芝居になった途端に音が違うと成り立たない
それはキャラクターとしての設定だからってのもあるし
普遍的で一般的な水準があって、
そこに満ちる
第三者が欲しい音があるってのも理由だと思う

どれだけ本当に喜んでいても
『喜んでいる人が出す音』っていうのが出てなければ
受け取られないこともあるから

私はそれがずっと課題としてあって
毎回感じる壁である
表情に頼り過ぎないこと
逆に音に縋り過ぎないこと
言い訳にせずに頑張らなきゃならないことです。

だだ、この発想はあくまで持論で
自分の中の悩みだから
人によっては
何言ってんの?かもしれません。

ではまた次回

若月佑美

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