令和の米騒動の先にあるソ連時代のウクライナの悲劇
令和の米騒動で農水大臣が小泉進次郎氏になった時、すぐさま『パソナ』が頭をよぎった。
小泉・竹中コンビが行った「郵政のデモニゼーション」からの「郵政改革」という名の「資産移動」と同じように、「農協、農林中金」などへの「デモニゼーション」からの「農業改革」が行われることが容易に予想される。
「米作の大規模化」と「企業経営化」を見据えての「米騒動」が『引き起こされた』のだろう。
パソナは以前から「農業の企業経営化」を進めようとしている。
そこで働く人はもちろん「派遣」である。
相変わらず「税金」に貼りつく企業経営の在り方をまい進するパソナである。
おそらくそのような流れになれば、米は日本人の食卓に並ばびにくいこととなる。
彼(竹中平蔵氏)が日本人のための経営などするはずもなく、彼が目指している先にあるものは「ウクライナ」そのものであろう。
「ヨーロッパの食物庫」とまで言われるウクライナは、広大な穀倉地帯で大量の、ヨーロッパを潤すほどの穀物を生産している。
そんなウクライナであるのだが、ソ連時代に何故か『大量の餓死者』を出している。
大量の穀物を生産しているのに・・・・である。
確かに飢饉ではあったが、大量の餓死者を出したのはウクライナばかりであり、周りのヨーロッパの国々はそのようなことはなかった。
何故か?
大規模農園の経営者がウクライナ人に食料を回さなかったからである。
ヨーロッパ人にとってウクライナ人は「差別対象」である。
ウクライナの首都・キエフ(キーウ)は、最初に国家が出来たころの呼び名を「キエフ・ルーシ」と言った。
「ルーシ」とは「奴隷」という意味である。
北のバイキングが南下してきて、そこの住人を奴隷として国家を樹立したのが始まりである。
そこに住む住人とは「スラブ人」である。
ヨーロッパ人が未だにウクライナ・ロシア両国に対して「差別意識」を持っているのは、そういう歴史からのものである。
だから今も両国で殺し合いが行われていても、さほど心を痛めない。
「もっとやれ」
と言わんばかりにNATOは煽り続ける。
おそらく令和の米騒動の先に「パソナ」が出てくれば、まず間違いなくその方向へと向かうだろう。
日本人が日本の国土で生産した大量の米は、「飢饉」ともなれば日本人の食卓に並ぶことはない。
優先順位は後回し・・・・なのである。
今、日本は非常に危険な状況にある。
将来の「食料危機」を分かつ分水嶺にあるだろう。
目先の「米の値段」に振り回されて、未来の子孫の安寧を脅かすことになるか否かの分水嶺である。
生産量=自給率
などという公式ではないのである。
それをかつてのウクライナの大飢饉が教えてくれている。
