季節の予行演習 962
梅の花が開き始めたと思っていたら、ここ数日の暖かさで花数がグッと増えている。
ご近所のキレイに咲いている梅の木のそばには、お散歩途中に足を止めスマホを向けている人もちらほら。
そりゃあんなにかわいいんだもん、撮りたくもなるよね。
人がどんなものを見ているのかわかる瞬間って、ちょっとドキッとするけれどおもしろくもあって。
総じて「人ってかわいいな…」と思えること多し、のように思っている。
こんなに春に向けて進んでいるような世界も、明日からはカレンダーらしい冬のお天気、なんなら荒れたお天気になる…らしい。
天気予報を聞きながら「え、また?」なんて言っちゃいそうになるけれど、今日の梅を眺めながら
「そっか、この暖かさは予行演習なんだ、春の予行演習」
なんてことを思っていた。
わたしたちは自然の移り変わりまで「練習」させてもらってるんだとしたら…至れり尽くせりのサービスっぽくて、なんだかうっすら感動まで覚えたりして。
「このくらいかな?」なんて服の調整をしてみたり、ちょっと苦かったり酸っぱかったりするものが食べたくなったり、体調が揺れてみたり…
調整不要の「安定」ではないけれど、この「不安定」が次の季節の予行演習だとしたら…次に向けての準備とトライアンドエラーが許されている時期ってこと。
ということは…安心して困惑したり、試してみたり、失敗したり…真面目に遊んでいいってこと…なーんて楽しさに寄せて考えてみると、ホントにこの世界は至れり尽くせりだな…なんてニヤッとしてしまう。
こうして書いていると、次のステージに進む時にこういう「予行演習」のような期間がくることも多いのかも…なんて思えてくる。
次の季節の服を準備する時って「その時の自分はこんなの着たい感じ?」みたいに考えたりするけれど…それって結構使えるかもしれない。
「願いが叶った時の自分ならどうするかを考えてみなさい」みたいなことをよく耳にするけれど、確かに冬の頭で春を過ごすのは得策じゃないことからすると…願いの時も然り。
「服の枚数、減らしすぎたわー」なんて失敗があっても、軽やかに何か羽織っちゃったらいいみたいに、「こうだといいなぁ…」を試してみるといいってことだとわかってはいるものの…シレッと「失敗したくないしなぁ…」なんて言葉が顔を出す。
いやホント、そろそろ失敗したくないんだよなぁ…ピッタリ、しっくりくるのに出会いたいよなぁ…なんてしみじみ思うそれは「長靴」。
これを「ピッタリの長靴を履いている自分なら…」って考えて…って、どうやってこれを買う時に活かすんだ?と困惑している夜だったのでした。
